元気いっぱいのビバリー。塗り絵に区切りがつくと、「なわとび貸して!」と言ってきます。
あまりやったことがなかったようで、1回1回にものすごく高く跳ぶので長続きはしません。(笑)
「タイミングさえ合わせれば、ちょっと跳ぶだけでいいんだぞ」とお手本を見せたら
一瞬で息切れしました。おかしい、水中では1分間動き回れるのに…。
こういう体力はまったくないのを痛感したので、ちょっとずつトレーニングしようと思います。
ちなみにお兄ちゃんのダーウィンはHOJに来て初めての「謹慎処分」中。
なんでも、リッキーBと一緒にものすごーく早起きして、寝ている鳩をつかまえて焼いて食べたとのこと。
私個人的には「別にいいんじゃない?」と思いますが、一応フィリピンの田舎でも法律上は禁止なので
教育上は叱らなきゃいけないんです。
「魚を獲ったら褒められたのに、鳩を獲ったら叱られた」というのは納得いかないかもしれませんが、
フィリピンで暮らしていくのには「理不尽なルールに従うことに慣れること」も大事ですからね。
「どうしても納得できなかったら、政治家になってルールを変えるんだ!」って方向で教育していこうと思います。
ドンマイ、ダーウィン!
勉強プリントを終わらせて「昨日の続きを塗る!」とビバリーがやってきました。
塗り始めたところをさっそく邪魔しに来る子猫。
猫というものはどうして描いてる途中の絵の上に乗りたがるものなのでしょう。(笑)
「絵も完成させたいけど猫も可愛がりたい」ビバリーと「遊んでほしい」子猫。
どうやら猫がビバリーの膝の上に座って見守る、ということで合意ができた模様。
ああ、素敵すぎる午前中だ…。
そして完成!背景の海の中の色もちゃんと塗るのは今までの子たちにはなかった傾向です。
ちなみに結局完成まで子猫はビバリーの膝を動きませんでした。かわいい…。
お昼近くにイージェイも保育園から戻ってきて一緒にマグネットパネル遊び。
ビバリーのイージェイとの遊び方がとても手慣れた感じなので
「あれ?弟か妹、いるんだっけ?」と聞いたら
「いないよ!でも、おばさんの家の子の面倒はいつも私がみてたの!」との返事。
…そうか。それは偉かったね…。
これからは「面倒をみる」んじゃなくて、「一緒に遊んで」くれればいいからね、ビバリー。
午前中の時間を、たっぷり楽しませてあげようと思います。
ビバリーとダーウィンに塗り絵をやらせてみました。
まずはダーウィン。表紙の絵を見ながらものすごく丁寧に再現!
塗り方が丁寧なだけでなく、使ったクーピーを毎回ちゃんと箱に戻し、散らばらせない几帳面っぷり。
ひょっとしたら、幼少期とかにはちゃんとした教育をしてくれる大人が周りにいたのかもしれません。
もう少し仲良くなったら少しずつ聞いてみたいです。
お兄ちゃんがそんな感じなので、ビバリーもそれに引っ張られるように丁寧です。
この歳だと、まだはみ出しまくったり、途中で集中力が切れていい加減になる子も多いんですが、
最後まで丁寧にやってました。
今日はちょうど表紙に同じ絵があったので、それを参考にして2人とも色を塗ってましたが、
他のページの、色見本がないものの場合、どんなふうになるんでしょうね。明日以降が楽しみです。
ちなみに私は2人が塗り絵する傍らで、こんなのを作ってました。「骨サソリ」です!
こどもたちが手を動かす遊びをやってる時には、なるべくパソコンに向かってカタカタやるのではなく、
こっちも手を動かす作業をしている姿を見せたいと思っておりまして。
「すっげえ!カッコイイ!」とダーウィンも大興奮でした。
そうこうしているうちにイージェイも保育園から帰ってきて、マグネットパネルで遊びだしました。
真剣そのものな表情がたまりませんね。
こういう時間をこどもたちと一緒に過ごし、お互いに作品を褒め合うことで信頼関係が生まれてきます。
2人ともすごく笑顔を向けてくれるようになりました。この調子でいきたいと思います。