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昆虫王国
CATEGORY : ハウスオブジョイ日記
フィリピンは常夏の素敵な国ですが、「暑い国は虫がねえ…」という方が多いのも事実です。
HOJも、北緯6度のバリバリの熱帯ですから、滞在者の中には、虫を見るたびに大騒ぎする人もいます。
でもそんな虫たちも、よく知ってみると意外と愛せるんじゃないかな、ということで、
ちょっと取材してみました。
まずはこのカブトムシ。これが噂の「アトラスオオカブト」です。現地では「バコカン」と呼ばれてます。

ミンダナオ産は他の地域のものよりも大きくなるということで、
好きな人の間では5000円くらいの値段がつくとか。
それを聞いたロジャーとマディーが真剣に探しはじめてます。(笑)
ワシントン条約の関係で、成虫を売るのは禁止なんですけどね…。
つづきまして、世界最大の蛾、「ヨナクニサン」です。
現地名は「アリバンバン」。蝶も蛾も全部一緒くたです。生活とつながりがないからでしょうね。

この生き物、口が無いって知っていました?
幼虫時代に取った栄養を腹にためて、それが無くなるまでに交尾して子孫を残し、
その後は確実に「餓死」するんです。なんとも詩的な生き様ですね。
お次はキリギリスの仲間の「ウマオイ」です。現地名は「ピスピス」です。
常夏の国のキリギリス!最高じゃないですか!!
ちなみにこの地方では、こいつが夜なかに鳴きだすと、何か不吉なことが起きると言われています。
「虫の知らせ」はフィリピンにもあるんですね。
そしてカマキリ。現地名は「バインバイン」、あるいは「マンガバサイ」です。
「マンガバサイ」は「ノコギリ野郎」というような意味なので、なんとなく親近感を覚えます。
日本のカマキリは「交尾のあと、雌が雄を食べて卵を産むときの栄養にする」という
壮絶な生態を持っていますが、フィリピンのカマキリにはそういう生態はないようです。
ことごとく、男が役に立たない国ですねえ。(笑)
どうでしょう?少しは虫がいる暮らしも悪くないかな、という気になりました?
虫の気配もない暮らしは、快適かもしれませんが、何かさびしい気もしませんか?
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