今日は朝からジープにこどもたちを乗せてお出かけ!…っておや?
顔ぶれがHOJの面々とは違いますね?はい、この子たちはサンロケ小学校の特別支援学級の子たちです。
今日は村中の特別支援学級の子が集るイベントがあるということで、それに参加したんですよ。
とは言っても実はこのクラス、去年HOJが協力して立ち上げたばかりで、まだ教育省から正式な認可は出ていません。
正式な認可が出ていないので、教員の増派もなければ、予算の追加もありません。
日本から支援してくれているみなさんのおかげで、なんとか運営している状態です。
官僚主義の強いフィリピンで正式な認可を受けるには、とにかく「既成事実を積み上げること」です。
こうやってイベントに参加して「ウチも特別支援学級やってますよ」というのをアピールして、
まずは他の学校の特別支援学級の先生たちと仲良くなること、コネを作っていくのがとても重要なんです。
まあ、そういう大人の事情は抜きにしても、こどもたちはとにかくこんなイベントに参加できて、とっても楽しそうです!
一昨年までは教室の一番後ろで、ただただ暇そうに時間が過ぎるのを待つしかなかった子たちが、
特別支援学級を始めたことで、生き生きとした表情を見せるようになったのは、何より嬉しいことです。
楽しそうにゲーム大会に参加するこどもたちの顔はぜひこちらの動画でご覧ください!
正式な認可を受けた学校には専門の先生が教育省から派遣されてくるので、
知的障害をもった子や、聴覚障害、視覚障害をもった子も引き受けられるようになります。
サンロケ小学校のMIRAIクラスもいつかそこまでできるようになれば、と思います。
認可を受けるまでは、まだまだ日本のみなさんからのご支援が必要です。
HOJのこどもたちと一緒に、この子たちの成長も見守ってくれれば幸いです。よろしくお願いします!