施設同士の横のつながりでスタッフがオンラインで情報交流を行っているんですが、
やはりどの施設もコロナ禍における資金難に喘いでいるそうで、
各施設ごとにいろいろな方法で「なんとか自分たちで稼ぐ」工夫をしているようです。
そんな中である施設が「皿洗い用の洗剤を廃油から作って販売している」という話に
うちのスタッフのエレンジョイやチェニーが興味を持ち、「HOJでもやってみよう!」ということになりました。
まずは容器にするために使用済みペットボトルを集めてラベルを剥がします。
それからキレイに洗って乾かします。
サイズがまちまちですが、大きいのは40ペソ、小さいのは10ペソで売ろう、などと話が盛り上がっています。
なんでも「廃油と混ぜると洗剤が作れる」というキットはネット販売しているそうで、
日々の生活費を切り詰めて貯めているお金からまずはお試し用にそのキットを購入。
料理に使った後の油と混ぜると、シュワシュワと緑色の泡を吹く液体になりました。
うわあ、なんだかすごく毒っぽいけど大丈夫?(笑)
1時間くらいすると泡立ちが収まり、緑色のサラサラな液体になりました。
これを24時間、涼しいところに置いておくと、ドロドロないかにも洗剤って感じになるんだそうで。
苛性ソーダで鹸化しているんだろうとは思いますが、なぜ緑色になる?着色料?
正直、廃油で石鹸を作るのはそれほどエコではない、という意見もあったりするので
あんまり私としてはこの活動を強く推してるわけじゃないんですが、
スタッフたちの「支援にばっかり頼ってちゃダメだよね」「自分たちでできることをしよう」
という姿勢はとても嬉しいので、温かい目で見守りつつ、協力していこうと思います。