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    統計データで見るフィリピンと日本

    先週は学校で試験があり、珍しく?こどもたちも真剣に勉強していました。

    というわけで、私たちもたまには、このブログでお勉強をしましょう。
    今回は、世界と、フィリピンと、日本について考えてみたいと思います。

    最初に、こちらの図をご覧ください。これ、なんだか分かりますか?

    実はこれ、ものすごく「歪んだ世界地図」なんです。(www.worldmapper.org より)
    どう歪ませているかというと、GDPの比率を面積に反映させているんだそうで。
    そうすると、世界はこんなふうなわけです。富がいかに北半球に集中しているかが分かりますね。
    日本はもう、どこが日本なのか分からないくらい肥大しています…。

    続いて、こちらの図をご覧ください。(2009年 国連開発計画資料より)
    人口3000万以上の国の「一人あたりのGDP」と「所得格差」がぱっと分かります。

    右に行けば行くほど金持ち国、上に行けば行くほど貧富の差が激しい国、ということです。
    見ての通り、貧富格差の激しさは南米の独壇場です。

    日本はぶっちぎりで右下のほうにあります。
    格差社会が広がっているといいますが、世界では一番マシなほうなんですよ。

    フィリピンはどうでしょう?真ん中あたりにありますね。
    「アジア一貧富の差が目立つ国」という感じでしょうか。まさかインドより上とは…。

    今度はこちら。幸福度を「生活満足度」「環境負荷」「寿命」などから格付けした図です。
    ←幸 緑~黄色~茶色 →不幸 というふうに色付けされています。(HPI, Wikipediaより)

    南米と東南アジアが軒並みいい色です。アメリカは見事にまっ茶色です。
    福祉の進んだ理想国家のように言われている北欧も、あんまりいい色はしてませんね。

    日本は微妙に茶色っぽい黄色です。調査国178カ国中、75位だそうです。
    フィリピンは見事に緑です。14位だそうです。
    貧富の差の激しい国ほど幸福度が高い?という、不思議な法則が感じられますね。

    中には、周りの色とそこだけ急に違う国がポツポツとありますよね?
    時間のある方はそこがどんな国なのか、調べてみると勉強になるかと思います。

    最後に、この図をご覧ください。なんのデータか分かりますか?

    これは「このブログを見てる人のいる地域」です。(笑)
    日本とフィリピンが多いのはもちろんですが、アメリカ、ドイツ、アルメニア、ドミニカ、フィジー、
    ネパール、ブラジル、オーストラリア、韓国、香港、ブルガリアなどからもアクセスがあります。

    世界中の人にこどもたちの成長を見守ってもらえるように、今後もがんばりたいと思います!


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