摂南の学生たち、今日はHOJ滞在の最終日です。
最後に学生たちが、こどもたちにチキンカレーを作ってくれることになりました。
さっそく市場に行って買い出し…なんですが、売っているのは生きたニワトリ!
各家庭に冷蔵庫が普及しているわけじゃないフィリピンの田舎では、
「肉は食べる直前まで生かしておく」のが当たりまえなんです。

スタッフに教わって、学生たちが自分でニワトリをしめて、羽毛をむしり、
内臓を取り出して切り分け、精肉しました。
最初は「絶対無理!触れない!」と言っていた学生たちも徐々に覚悟を決め、
最終的にはほとんどの学生がニワトリをしめる作業に参加しました。ものすごく貴重な経験だったと思います。

そんなふうにして苦労して作ったカレーが美味しくないはずがありません!
においにつられてやってきたアルジェも、かき混ぜるのを手伝いましたよ。

みんなで一緒に食べれば美味しさも倍増です。
なんと、食べ始めて3分でおかわりの行列ができ、ジャンレなど5回もおかわりするほどでした。
本当に美味しかったです。摂南のみなさん、ごちそうさま!

動画を作ったんですが、ニワトリをしめるシーンが入ってるので閲覧注意です。
そういうのは苦手…という方は3分くらいのところまで早送りしてから見ると、
大喜びで食べるこどもたちの顔からご覧いただけますよ。
一緒に食べているときも覚えたてのビサイヤ語と日本語が飛び交っていて、
短い滞在のなかで、お互いが本当に仲良くなろうとしたことが強く伝わってきました。
こうやって学生の団体を受け入れるのは結構大変ですが、苦労しただけの喜びが確実にあります。
これからも多くの大学と提携していけたらと思います!