今日はジェレミーとジェイエムが教会で「初聖体」という儀式を受けました。
キリスト教では、「最後の晩餐」でキリストが弟子たちとパンを分け合って食べたことを模して、
ミサのときに薄く焼いた小麦粉ビスケットみたいなのを信者のみんなで食べる儀式があるんですが、
これ、ちゃんとキリスト教のことを勉強した上でじゃないと食べちゃダメ、って決まってるんですよ。

キリスト教徒の多い学校では「道徳」の授業がこのための勉強に充てられているケースが多く、
ジェレミーとジェイエムも、ようやくその勉強が終わって、
晴れてそのビスケット…「聖体」を初めてもらえることになったわけです。
私もこどもの頃から教会に連れていかれていたので、大人たちがもらっているこの「聖体」を
自分ももらえるようになるのが待ち遠しくて、ものすごく美味しいと妄想を膨らませていたものです。
2人も同様に期待を膨らませていたようですが「どうだった?」と感想を聞いたら「味しなかった…」とのこと。
でも、二人とも大人の仲間入りを果たしたようですごく嬉しそうでしたよ!
さて、HOJには大学の先生になったリョウタさんが来てくれています。
昨年度から開設した「ハウスオブジョイ基金」の銀行口座の管理をしてくれているリョウタさんですが、
スタッフたちには「パソコンに詳しい人」の印象が強いらしく、
来るなり調子の悪いプリンターの様子を見てくれとのオファー。

ちなみに今日授業見学のために訪問したサンロケ学校でもやはりプリンターの調子が悪いので見てくれと言われ、
「そういうのが専門ってわけじゃないんだけどなあ」と苦笑いしながらも、
いろいろ試した上で、こうすれば直るはず、というアドバイスをくれました。

小学校には支給されたパソコンは1台だけで、インターネット接続はないので中に入っていたのは
4年前にインストールされて以来更新されていないアンチウィルスソフト。
16人の先生が共用しているので中身はウィルスだらけで、いろいろな不具合が出ているようです。

16人の先生のうち、自前のパソコンを持っている先生は3~4人だけとのことで、
こんなふうに授業でパソコンを使っているのは1人だけでした。
パソコンを使えばいいというわけじゃないですが、成績管理や、視聴覚教材など、
やっぱりあったほうが便利な局面が多いのも事実です。
パソコンを安易に寄付するのではなく、「今あるパソコンを使える状態にする」
「使えるパソコンを長持ちさせる」ためのプロジェクトが必要なのかもしれませんね。