さあ、新メンバーも増えて、HOJがまたにぎやかになってきました。
ちょうどいいタイミングで洗足教会のみなさんが新しいおもちゃをいくつか持ってきてくれたので、
こどもたちが大喜びで遊んでます。
木製のパーツを組み合わせてヘリコプターや恐竜、バイクの模型を作るおもちゃを
みんなで協力し合って作っている姿はとても素敵でしたよ。
むかしから工作が大好きだったジェプリルも大喜びでした。

これで工作魂に火が付いたのか、またしてもレゴが大ブームです。
特にジェレミーが前日に見た映画や、ウラワビーチで起きたことを作品やストーリーに反映させていて
「このトラックは巨大なタコが運転してるからジャンプしたりもできるけど、
途中で壊れて坂道を登れなくなったので、コヤドドンを電話で呼んで直してもらった」とか言って遊んでます。
ファンタジーとリアルの混じり具合が絶妙で、すごく楽しいです。

ビサイヤ語の対訳をつけた日本の絵本も相変わらず人気です。
リセルが読んでやっているのをジャンジャンが嬉しそうに聞いています。
この2人、すごく仲が良くて、なんだか微笑ましいです。

本棚に、昔のHOJの写真のフォトブックを見つけたフェルナン。
1ページずつめくっていたら「ここにボクが写ってる!」と大騒ぎ。
え?そんなわけないだろ…と思って見てみたら、お兄ちゃんのルベンが小さかった頃の顔が写ってて、
確かに表情や写真の角度の具合で、フェルナンにそっくりなんですよ。
お兄ちゃんのルベンだよ、と言ったら、「ボクはお兄ちゃんにそっくりなのかー」と嬉しそうでした。
あまり一緒に暮していなかったぶん、お兄ちゃん憧れが強いのかもしれませんね。

どちらかと言えば口数少なく、クールなタイプのアルバートですが、けん玉に興味を持っていたので
こうやるんだぞ、とお手本を見せてやったら夢中で練習をし始めました。
そして見事成功したときのこの笑顔!いやー、これは嬉しいですね!

学校が始まるまであと1週間。派手に楽しい日もいいですけど、こんなのんびりと楽しい日もいいですね。
戒厳令下ですが、サンイシドロは見ての通り平和です。みなさんご心配なく!
エミリーが旅立ち、寂しいHOJですが、去る者あれば来る者あり。
新しい仲間、というか、懐かしい仲間が続々とHOJに集結しています。
まずは1か月前くらいからHOJに戻ってきたいと言っていたジョイジョイ。
その後、いろいろと書類をそろえて、正式に戻ってこれることになりました。
良かったね、ジョイジョイ!

そして、ジョイジョイが戻るなら僕も戻りたい!と、兄のトントンもやってきました。
2人とも年上のすでに結婚したお姉ちゃんのところに引き取られていたんですが、
そちらの家でもこどもが続々と生まれて、結構生活が大変で、学校に通う余裕がないとのことなんです。
そういう事情ならもちろん大歓迎です!

さらに!トントンに連れられて、弟のアルバートもHOJにやってきました。
2011年に、2ヶ月だけHOJにいたこともあるんですけど、覚えてる方もいるでしょうか?
ジェレミーがまだちびっ子だった時に一緒に遊んでたんですよ。

すっかり大きくなっててびっくりです。
この兄弟は全員山育ちなので共通して海が苦手(泳げない)ので表情が硬いですが…。(笑)

そう、つい先日も行ったばかりですが、今日もみんなで海に行ったんですよ。
朝から今日は「夕方まで電気工事のため停電します」とお達しがあったので、
じゃあいっそのこと海に行こうか、ということにしたんです。
行って大正解でした。楽しく遊ぶこどもたちの姿はぜひ動画でご覧ください!
一度HOJを巣立った子たちが戻ってくることを、喜んでいいのかは分かりませんが、
喜んでこどもたちが戻ってきたこと自体は、素直に喜びたいと思います。
おかえり、ジョイジョイ、トントン、アルバート!
エミリーが実家に旅立つ日がやってきました。
洗足教会のみなさんのお別れ会に合わせて、エミリーの門出もみんなで祝いました。

お別れ会の模様は、ダイキが動画にしてくれたのでぜひご覧ください。
最初に涙を見せたのは…誰だかぜひお確かめください。
2015年にHOJにやってきて以来、「妹キャラ」として、数多くの人に出会い、愛され、すくすくと育ってきました。

門出にあたり、大好きだったおもちゃと絵本をプレゼントすることにしました。
もちろんエミリーが選んだのはシルバニアファミリーのおうちセットと、ディズニープリンセス絵本。
何度も一緒に遊んだり、読んで寝かしつけてあげたことを思い出します。

遊びに来ていたお姉ちゃんたちも一緒にダバオに戻ることになり、兄弟みんなで記念撮影。
お姉ちゃんたちもすっかりHOJが気に入ったようで、また遊びに来たいと言っていました。
長期休みの時などに、兄弟がまた再会できるようにしてあげたいと思います。

これまで、何度も子育てに紆余曲折してきたお母さんが、今度こそ、エミリーのためを思って、
出来る我慢を少しでも多くしてくれればと祈ります。
エミリーが幸せに暮らせるように、私たちも福祉局や近所の人を協力し合って、今後も見守り続けたいと思います。
みなさん、一緒にお祈りください!