• 07
    03
    ゴミ山崩落事故の避難所の現在(避難生活6週間)

    昨日はダバオまで行き、例の避難所の様子を見てきました。
    避難生活が始まって6週間、こどもたちはたくましく笑顔で暮らしていました!

    とにかく足りないのは水です。30世帯が暮らすこの避難所は町から離れており、水道はありません。
    バイクは12台しかない上にガソリン代も高いので、生活用水は徒歩15分の川まで水を汲みに行き、
    飲料水はアイさんが2日おきに18リットル×15個の水道水をタンクに入れて届けています。

    驚いたのは、避難所にありがちな「避難者同士のトラブル」が今のところまったくないことです。
    不安から気が立ってケンカが起きたり、物が盗まれたり、浮気やら不倫やらで人間関係がこじれたり、
    みたいなトラブルが、一切ないらしいんですよ。
    被災地ユートピア、というか、アジールというか、そんな素敵なコミュニティーが出来上がっており、
    老若男女が協力し合って、笑顔で暮らしています。素晴らしいですね。

    ただ、あまりここでの生活の居心地が良すぎてしまうのも考えものです。
    ここはあくまでも一時的な避難所で、永住できるわけではないからです。
    ここでの生活は楽しみながらも、いつかここを出ていくために、
    次の場所への移住準備を進める必要があるんです。

    幸か不幸か、フィリピンらしいことに、ゴミ山の「立ち入り禁止令」はかなり緩くなっているそうで、
    男たちは上述のバイクに乗り込んでこっそりとゴミ山に行き、
    以前と同じく資源ゴミの回収をして日銭を稼げる状態に戻ってきています。
    結局それしか生きる道はないのか…と思う一方で、一番得意な必要ともされている職能を活かし、
    たくましく暮らす彼らを立派だなあ、とも感じます。
    なんというか、複雑な思いです。

    皆様からいただいた支援金を、どう使うのが一番有益なのか。
    常にここで暮らすこどもたちのことを最優先に考えながら、支援を続けていきたいと思います。
    すぐには終わらない話です。皆様、末永く見守っていただければ幸いです。


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    07
    01
    雷が鳴ったらどうしますか?

    夜のお勉強時間。ウィルマリーは膝に乗ってきた猫のソバコを抱いたまま宿題をやっています。
    これはご褒美タイムですね。

    リアは年相応の学年にはなっているんですが、実際にやらせてみたら英語の読み書きがかなり苦手。
    スタッフのイェンイェンがマンツーマンでついて音読練習です。
    まあ、コミュ力は高いし、学校では女子サッカーチームの選手に選ばれたとのことなので、
    学校に居場所はあるので心配はしていませんが、勉強もできるに越したことはないですからね。
    サッカーシューズを買ってほしかったらもうちょっと勉強もがんばれ、リア!

    さて、一晩あけまして、今日はダバオオリエンタル州の創立記念日ということで学校が休みでした。
    県立記念日みたいなの、日本の学校にもありましたね。
    こういう日は別の県まで遊びに行くと空いていてラッキー!みたいなのがあるんですが、
    朝から雨が降っていて天気もよくないので、HOJで過ごすことにしました。

    みんなで楽しく遊んでいたら、雷が鳴りだしました。するといっせいに真顔になるこどもたち。
    怖がっているのかと思ったら、それだけではなくて、「雷が鳴ってるときに笑っちゃいけない」という
    オマジナイがこの地域にはあるんですよ。
    ちなみに笑ってるとそこに雷が落ちるんだそうです。それはヤバい!

    私がフィリピンに住み始めた頃には「雷が鳴ったら鏡を布で覆え」というオマジナイを教わりました。
    稲光で姿が鏡に映り込むと、魂が鏡の中に閉じ込められてしまうんだそうで。
    他にも、セブの方には「手でハサミの形を作って空にかざし、雲をチョキチョキ切ると雷が収まる」
    みたいなオマジナイもあるんだそうで。ビンビンたちとやってみたら本当に効きましたよ。(笑)

    日本では「へそを隠さないと雷様にへそを取られる」というのがありますね。
    ギリシャ神話でも北欧神話でも、雷神は最高神として崇められてますし、
    聖書の中でも雷は「神から地上への介入」の象徴として描かれています。
    今日のお勉強の時間には「雷」をテーマにこどもたちにお話しをしようと思います。


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    06
    30
    猫にとって安心できる場所は…

    昨日のブログに「猫は自分に似た色の場所で寝る習性がある」と書いてから、
    本当にそうだっけ?と思って、私が過去に撮ったうちの猫たちの写真を見返してみました。
    その結果、やはり有意なレベルで、自分に似た色の場所やそのそばで寝てることが確認できました!

    おそらくこれは、母親を探す習性の名残りと思われます。
    例外はあれど、母猫と自分は似た色の場合が多いので、本能的に色を判別しているのでしょう。
    そして、その幼少期の体験が「安心」となって、「この色の場所が落ち着く」となるわけです。

    もちろん例外もあって、母猫と色が違う場合や、「乳母猫」に育てられる場合というのもあります。
    これは昔うちで飼っていた母猫のニゴと子猫のヤマトですが、実の親子ではありません。
    ニゴの産んだ赤ちゃんがすぐに亡くなってしまい、ヤマトを生んだ母猫のジジは
    あまり乳が出なかったので、ヤマトは主にニゴから授乳されて育ちました。

    その結果、ヤマトは黒猫でありながら、白っぽい場所で寝るのが好きな猫となり、
    白猫のパンコとよく一緒に日向ぼっこしていました。
    まあ、この写真では寝ている場所は黒いクッションなので、実の母のことも覚えているようです。

    もっと言えば、色以外にも「温度」とか「仲の良さ」とか「安全さ」といった選択基準もあるので、
    こんなふうに寝てることも多いんですけどね。(笑)

    一見HOJとまったく関係ない猫の話のようではありますが、「実の母である必要はない」
    「安心して眠れる基準は1つじゃない」というのは、HOJにとっても示唆に富んだ話な気がします。
    HOJが猫だけでなくこどもたちにとっても、暖かくて、仲が良くて、安心できる場所であれるように、
    今後とも運営していきたいと思います。


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