こどもたちと一緒に絵を描いていたら、クリスタルから
「コヤシン、虹は何色?」と聞かれました。お?その話、する?

まずは実際の写真を見せて、「何色に見える?」と聞いてみます。
クリスタルは「青、緑、黄色、赤」の4色と答えました。
横にいたステフェンは、「青、緑、黄色、オレンジ、赤」の5色。なるほど。

ちなみに虹の色を何色と見るかは、言葉と文化の影響が強いと言われています。
大学生の頃に「日本では虹は7色だが、欧米では6色や、5色で描かれることが多い」と習い、
目から鱗だったんですが、今になって「あれって本当かな?」という気になって、
試しにネットで「実際のところはどうなのか」をちょっと調べてみました。
まずは「虹」をいろんな言語に翻訳します。英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、
アラビア語、中国語…。そして、それぞれの言語の「虹」でネットで画像検索を行い、
出てきたイラストの虹が何色で塗り分けられているかを、それぞれの言語で20例ずつ
調べて表にしてみました。我ながら何をやってるんでしょう?(笑)

言語だけでなく、北欧神話に出て来る虹の橋「ビフロスト」や、
ギリシャ神話の虹の女神「イリス」なども検索してみたところ、6色が主流でした。
日本ほど「虹は7色」にこだわっている国は少ないようですね。

色分け以上に驚いたのが、たったこれだけの調査で、
4例も「虹の色の順序が逆」なのが見つかったことです。2例が中国語、2例がロシア語です。
日本の文化圏で育った私からしたら、見た瞬間に違和感がものすごいんですけど、
あちらの文化圏ではこれ、アリなんですかね?それとも何か意味が込められてるんでしょうか?

ちなみにビサイヤ語には「赤、白、黒」にあたる単語はあるんですけど、
青、黄色、緑、紫、茶色にあたる単語はなくて、これらの色をあらわすときには英語を使います。
伝統的な衣装も、基本的に赤と白と黒を基調としています。

植民地時代になって西洋の文化が入ってくるまで、これらの色のことは
話題にならなかったということなのでしょうか。どんな生活をしていたのか、興味深いですね。
…とまあこんな具合なので、私に「色」の話題を振るときには要注意ですよ!(笑)
今日はクレッツの16歳の誕生日!
ハウスオブジョイで初めて迎える誕生日ですから、盛大に祝おうと思っていたんですが、
私が言うまでもなく、スタッフとこどもたちがしっかりパーティーを準備していました!
これはクレッツの人徳のなせる業です。おめでとう、クレッツ!

さて、午前中は私は毎日寺子屋状態です。ステフェンとクリスタルが転校できなかったので
毎日うちにいるうえに、誰かしら授業がない子がいますからね。今日はみんなで塗り絵をしました。
さあ、一番集中力の続く子は誰かなー?(子猫とクリスタルが同時にリタイヤでした)

ステフェンは記憶だけで塗ったにしてはかなり再現度の高い完成度!
集中力もあるし、色の塗り方も丁寧です。これは鍛えれば伸びそうです。

そして相変わらず色彩センスがやたらいいイージェイ。
シャチの動画は先日一緒にみたばかりなので、「シャチは白黒」と知っているはずなんですが、
それにこだわらずに、なんともかわいい、自由な配色で塗ってます。
こういうの、頭で考えて絵を描く私みたいなタイプには真似できないんですよね。

よし、明日は満を持して、一緒に絵を描くぞー!
「コヤシン!学校でダンスの課題があるから練習したいの。Youtube見ていい?」
とやってきた小5女子コンビ、ジセルとビバリー。
「これ借りるね!」とぬいぐるみを持ち出したので、何にするのかと思ったら、
頭に乗せて踊りだしました。おお、そういうやつか!

ビバリーたちが参考にしていた動画はこちら。
フィリピン、ルソン島の北部にいるカリンガと呼ばれる人たちの伝統ダンスです。
実際には土器の水瓶を乗せるんですね。この数を乗せるとどのくらいの重さになるんでしょう?
ビバリーたちもたくさん乗せることに挑戦!(笑)
いやいや、そこに本を乗せたらむしろ難易度高くなるのでは?

フィリピンは長いことスペインに植民地にされていたことによって、
伝統的な宗教や祭りや踊りや音楽の、大半が失われてしまっています。
ですが、ここ10年、国を挙げて「伝統的な文化を再復興させる」意気込みを感じます。
中には「いやいや、絶対それ、昔はそんなじゃなかったでしょ?」という
あからさまに「最近つくったフェイク伝統芸能」みたいなのもありますが、
少しずつ洗練されて、良いものが残っていってほしいと思います。