今日はこどもたちが学校に行っている間に、ビジターのみなさんに
「フィリピン田舎版人生ゲーム」を楽しんでもらいました。
昔のボランティアスタッフたちが洗練を重ねたバージョン4です。
フィリピンの貧富の差を体感しながらも、「貧しい=不幸」ではないことを
感じてもらえるゲームバランスになっています。
これ、本当に完成度高いので、スマホゲームとかにできないですかねえ?
そして隣町の市場へ買い出し。「バナナの花」、「タケノコならぬヤシノコ」、
「新月の時期にしか売っていないイカ」「日本にはない海藻」などの珍しい食材をいっぱい買いました。
ぜひ地元の味を堪能していって欲しいと思います。
そして、HOJの姉妹施設ともいうべき乳児院、エンジェルハウスにお邪魔しました。
養子縁組を待つ乳幼児たちが15人ほど暮らしています。いやー、かわいいですね!
HOJに戻るとちょうどこどもたちが学校から帰ってきて、掃除の時間。
新しく入ってきたデイヴの前で、先輩風を吹かせて掃き方を教えているイージェイがかわいいです。
さあ、掃除が終わればおやつだぞ!
天気はいいんですが、海が荒れた日が続いており、サンゴ礁も夜光虫も今のところ行けていません。
明日こそ波が静まりますように!
今回アベさんが連れて来てくれたケイコさんは、こども園の園長先生です。
毎年私が日本に行った際には、いつも講演に呼んでいただいています。
「ずっと来たいと思っていて、やっと実現しました!」と喜んでくれて、とてもありがたいです。
さすが、こどもを相手にするのが上手で、HOJに来たばかりのマリアンも
髪を結ってもらってすっかりなついています。
一緒にきてくれたサヤカさんも、日本でこども相手の仕事をしているそうで、
ヒマさえあればこどもたちを遊ぶのを第一にしてくれています。
こういう態度はすぐにこどもたちに伝わるんでしょうね。
興味津々で折り紙やあやとりを習っています。
一方こちらでは、ケイコさんの中学生の息子君が、トントンにジャックフルーツの皮むきを教わっています。
なんだかトントンさんに気に入られたのか、この後、ヤシの実の割り方や、
ココナッツミルク用に果肉を削る作業も教わってました。
新スタッフのトントン、なかなかに兄貴肌なところがあるようで、これから来るビジターたちとの交流に期待が持てそうです。
そうやって一緒に作った「ギナタアン・ナンカ(ジャックフルーツのココナッツミルク煮)」でランチ!
天気が良かったので、庭にテーブルを並べてみんなで一緒に食べました。
この料理、本当にお勧めなのでぜひ食べに来てください!
滞在中に、夜光虫を見に行ったりサンゴ礁に行ったりしたいんですが、
マニラに来ている台風の影響か、海が荒れていてちょっと微妙な感じです。
せっかく青森から来てくれているので、なんとかいる間に海が落ち着きますように!
HOJの大恩人たちがやってきました。まずはアベさんです!
50年以上前の、青年海外協力隊黎明期にミンダナオ島にやってきて、
まだ反日感情も強い中で、農業を教えた大先輩です。
定年退職後からまたフィリピンに来るようになり、それ以来ずっとHOJを支援してくれています。
コロナ以降、なかなか来る機会がなかったんですが、やっと来てくれました。ありがとうございます!
そしてアキオさん!HOJのホームページやネット環境など、ITまわりのことでお世話になりまくっています。
何よりこどもたちからすると「ゲーム機とタブレットを持ってきてくれた」という、偉人なのです。(笑)
初対面のビンビンも「この人があのゲームをくれた人なんだよ」と言ったら
すかさず「ありがとう!」と抱きついていました。モテモテだな、アキオ。(笑)
今回、アベさんは青森のお友達をたくさん連れてきてくれました。
さっそく一緒に遊んでます。「日本から来たビジターさんとはこうやって遊ぶんだよ!」と
ビバリーが新しく入った子たちを引っ張っているのがとてもいい感じです。
これから週末まで滞在してくれます。お互いにとってすばらしい交流になりますように。