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    ジャンレの病院とコーヒープロジェクト

    ダバオに行ってました、澤村です。ダバオに行った一番の理由は、ジャンレの病院です。
    タゴムのお医者さんには「入院して手術が必要」と言われましたが、
    ダバオの病院に連れて行ったら、「通院して石膏で固めれば治る」と言われました。
    そちらのほうが経済的にもジャンレの負担的にもありがたいので、そちらの意見に従うことにしました。
    入院すると思ったのでレゴやら塗り絵やら買って準備したんですけどね。
    まあ、今週は通院でダバオにずっといるので、その間のお供になってくれれば幸いです。
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    そしてもう一つの理由が「コーヒープロジェクト」です。
    ハミギタン山麓のコーヒーを日本人に売れるクオリティにして町おこしに協力しつつ、
    HOJの運営にもつなげようということで、7月くらいからちょこちょこと実験していたアレです。
    ようやくまとまった量のコーヒー豆が手に入ったので、ダバオでコーヒーのビジネス開発を通して
    貧富の差を埋めていこうという会社PISTACIAをやっている太田さんに会ってきました。
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    私が山で買ってきた1キロ100ペソのロブスタという種類の豆で、
    いい状態の豆と悪い状態の豆が混在しているので、このままでは商品にはならない、とのこと。
    どういうのがいい豆で、どういうのが悪い豆なのかを簡単に教えてもらいましたが、
    寄り分けるのは結構手間がかかる大変な作業なので、まずは違いを知るためにも、このまま焙煎して飲んでみようということに。
    オフィスにある焙煎機で焙煎したところ、私の目にはそれらしい感じになったんですが、
    「豆のサイズがそろっていないから、同じく焙煎しても、焦げちゃってるのから浅煎りのまで、混在しちゃってるでしょ?」と太田さん。
    なるほど!分かりやすい!
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    実際に飲んでみたら、私的には「コーヒーってこんなもんじゃないですか?」って感じですが、太田さん曰く、
    「一口目はともかく、後味にさすようなエグみがあって、飲めたもんじゃない」とのこと。
    でも、ある程度冷めてからは「ワインのような不思議な醸造された感じ」があるとのことで、
    ちゃんと豆を選んで焙煎の仕方を考えれば、それなりに面白いコーヒーになる可能性は十分あるそうです。やった!
    ちなみに太田さんにいろんな種類のコーヒーを試飲させてもらいましたが、私にはあまり違いが分からず
    やはり、私がこのプロジェクトを進めていくのには無理があるなあと改めて思いました。
    あと、こんなにコーヒーを飲んだのはここ20年で初めてのことで、昨晩はまっっっっったく眠れませんでしたよ。(笑)
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    今日はHOJに戻ってきて、さっそく教わった方法で豆を選別です。
    ちょうど学校がイベントや先生の法事で休みの子が多かったので、選別作業を手伝ってもらいました。
    黒いのや白いの、薄皮がついているの、虫が食ってるのはダメ、灰緑色っぽくてツヤがあるのがいい…。
    すぐにコツを覚えて真剣に選んでくれてます。これは頼もしいですね!
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    30分くらいかかって100gぶんくらいの「いい豆」が選別できました
    ロスジェーン、ジャンジャン、マーク、アルジェ、ありがとう!
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    これを焙煎して飲んだらどんな味になるんでしょうか?金曜にまた太田さんに会うので、実験が楽しみです!
    コーヒー好きなみなさん、続報にご期待くださいね!


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