卒業の近いカテリン。教育制度が変わり、卒業の際に出生証明書の他に出生登録書が必要だということで、
出身地であるマラゴサンという所の役所に半年以上前から連絡を取り続けていたんですが、
一向に手続が進まないので、実際にマラゴサンまで行くことにしました。
フィリピンの役所はだいたいいつもこんなもので、恐ろしいことに固定電話の連絡窓口もウェブサイトもないので、
ピンポイントで担当の人の電話番号を知っているか、内部に知り合いがいるのでない限り、
実際に現地に行かないとまったく書類手続きが進みません。インターネットの時代に何をしているんでしょう…。
とまあ、愚痴を言っても始まらないので、遠足気分でいざ、マラゴサンへ!
マティから北上して山を越え、登っていくこと約2時間。標高が高く、避暑地のような感じの場所です。
高値で売れる高地産バナナの生産地としてわりとうまくいっているようで、陸の孤島のような場所なのに、結構大きな町でした。
ソーシャルワーカーとカテリンが役所に行って手続をする間、アイダさんと私にはもう一つのミッションがありました。
そう、それは、HOJ卒業生エリックとエッゼルを探すことです!
マティの親戚の家に引き取られた後、この、マラゴサンの親戚の家に移ったと聞いていたのですが…
いました!すっかり大きくなっていますけど、顔は昔のまんまです!(笑)
えーと…こっちは確か…エッゼルだよな?
ほどなくしてエリックにも再会。相変わらず甘えん坊のエッゼルと、ちょっとカッコつけたいお年頃のエリック。
いやー、懐かしいですねー。
マラゴサンは「温泉」があることでも有名です。カテリンたちの手続きも終わったということなので、みんなで温泉へ!
温泉というか、まあ、温水プールですね。病み上がり&超運動不足だった私にはちょうどいい湯治になりました。
去年小学校を卒業した2人は、6年制になった高校にちょっと就学意欲を失ってしまい、
現在は親戚のおじさんたちがやっている雑貨屋の手伝いをしています。
おばさんが結構しっかりしていて、来年度からは絶対学校に通え!と強く言っているようなので、ぜひそうなってほしいものです。
エリック、エッゼル、頑張れよー!