私が清里で出会った若者、タイジュ君はカカオ豆からチョコレートを作る職人です。
世界中を美味しいカカオ豆を探してまわり、それで自家製チョコレートを作っているんですが、
将来的には「農園でカカオを育てるところから自分で管理したい」との夢を持っているそうで。
HOJのそばでもカカオ作ってるよ、と私が言ったことから、本当に来てくれました。
さっそく近場のカカオ農園を見学しに行きましたよ。
なかなかいいカカオが採れる上、村のカカオ栽培組合まで組織されており、
組合で買ったそれなりの機材もそろっているようなんですが、まだ全然使いこなせていないようで、
「これは宝の山かもしれませんね!」と興奮気味のタイジュ君。夢が膨らみますね。
今日は、この組合から買ってきたカカオ豆で、みんなでチョコレート作り体験をしました。
ミキサーのような機械でひたすらに豆を砕いていくと、豆に含まれる水分と油分でペースト状になるんです。
私はてっきり、鍋のようなものでグツグツ煮て作るんだと思ってました。こどもたちもびっくりです。
ペースト状になったチョコレートを味見して多数決で砂糖をもっと加えるか決めていきます。
今日はこどもたちの意見多数であま~いチョコレートになりましたが、ビターな状態のときはかなり美味しかったですよ。
できたチョコレートは揚げバナナにディップしてみんなで食べました。
大阪の串カツよろしく「二度漬け禁止」のルールなので、チョコをつけるときの集中力ったらありません!(笑)
みんなで大笑いしながら、本当に美味しくいただきました!
皿や機械に残ったチョコレートには、当然こどもたちがアリのように群がります。
皿を舐めたジャンレがバットマンの宿敵みたいになってます。
目のきれいさと口の汚さのギャップがすごすぎる…。(笑)
動画も作ったのでぜひご覧ください!興味津々なこどもたちの表情が素敵ですよ。
本当にいい体験ができました。タイジュ君、ぜひまた来て、チョコレートワークショップやってくださいね!