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    昔ながらの遊び「シャトン」

    アイダさんがこどもたちに木の枝を使ったフィリピンの昔ながらの遊び「シャトン」を教えています。
    5年前くらいまではよくこれやって遊んでる姿を見ましたが、そういえば最近はみてなかったです。
    こどもたちもルールをよく知らないというので、改めてルールを教わりました。

    チームで先攻後攻に分かれて点数を競うゲームなので、全体としては野球に近いです。
    用意するのはバットとして使う「長い棒」とボール代わりになる「短い棒」。
    まずは地面に小さな穴を掘ってそこに短い棒を置き、それを長い棒でエイヤッっと遠くまで飛ばします
    相手チームはそれをキャッチできれば打者はアウト、キャッチできなければ次のステップに進みます。

    第二ステップ。守備側は棒が落ちたところから、今度は穴のところに置かれた長い棒に向かって
    短い棒を投げてぶつけます。うまくぶつけることができれば打者はアウト、失敗すると次のステップです。

    第三ステップ。打者は短い棒をトスバッティングの要領で、長い棒で打ちます。
    これまた守備側がキャッチできれば打者はアウト。地面に落ちれば次のステップです。

    第四ステップ。落ちたところから守備側が短い棒を投げ、打者がそれを打ち返します
    これまた守備側がキャッチできれば打者はアウト。地面に落ちるとようやく得点です。
    点数は、短い棒を、長い棒何本分の距離まで飛ばせたかで数えます。
    チームメンバーの点数は加算されていきます。

     

    そしてここまで来たら打者にはさらに得点を伸ばすボーナスチャンスがあります。
    穴に寝かせて置いた短い棒を、長い棒でたたいて飛ばし、その飛距離が点数に加算されます。
    しかし問題なのは「短い棒が地面につく前に2回以上叩かなければ無得点」なこと。
    このゲームの一番難しいところであり、一番盛り上がるところの1つです。

    全員がアウトになったら攻守交替してゲームを続け、先に100点取った方が勝ちとなります。
    そして一番のゲームの見せどころはここから!負けたチームの罰ゲームです。
    負けたチームは勝ったチームのメンバーたちが短い棒を打って飛ばした距離の位置から、
    「シャトーーーーーーーーン」と叫びながら穴の位置まで走ってこなければいけません。(笑)

    途中で息が切れたらそこからまた棒を打って、飛んだ距離の位置からまた走らねばならない鬼ルールです。
    この、最後の罰ゲームのところには「キャッチできたらその人は罰ゲームに参加しなくていい」
    「逆にキャッチされた人は罰ゲームに参加することになる」といったローカルルールなどもあり
    途中から参加していたスタッフたちの間で口論が起きてました。(笑)

     

    いやー、言葉でゲームのルールを説明するのは難しいですね。
    実際に参加すればわりとすぐ理解できるので、みなさんもぜひHOJにお越しの際は挑戦してみてくださいね!


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