この土日、実は地元のサッカーの試合がありまして、私が高校生たちのガイドをしている間に、
ジェイエム、ジャンジャン、そしてハルカさんの3人が大会に出場してました。
ハルカさん、見学じゃなくて出場って。(笑)いやー、すばらしい行動力ですね。
ジャンジャンが出た高校生チームは5位と振るわない結果でしたが、
ジェイエムの出た社会人チームはなんと準優勝!
「あいつ巧いぞ!あいつを止めろ!」と大人たちに囲まれる中で、
なんと3点取る大活躍だったそうです。おめでとう!
ハルカさんは女子チームに選手として参加。チームメイトはだいたい大学生たちだそうです。
結果は予選落ちでしたが、手ごたえ十分な試合内容だったそうで、
「フィリピンの田舎のサッカー事情を知る」というハルカさんの研究テーマには
これ以上ない実践的な調査だったでしょう。おつかれさま!
前に試合でレッドカードをもらって落ち込んで帰ってきた時とは裏腹に、
HOJに帰って来るなり「コヤシーン!見て見て!メダル!」と走ってきたジェイエム。
ジェイエムの「メダルを見せたい相手」になれてとても嬉しいです。
今年度はまだ始まったばかり。これからもいっぱい試合があるので、みんなしっかり楽しんでほしいと思います。
今日は早稲田摂陵の生徒さんたちを連れて隣町の無人島へ!
若者の滞在を受け入れるにあたり、私に課せられた一番の使命は
「フィリピンを好きになってもらうこと」だと思っています。
そんなわけで、ここで最強カード「無人島」を使わせてもらいますよ。どうだ!!
ってまあ、旅程を決めたのは私じゃないんですけどね。(笑)
それでも、私が同行したからには、素敵な水中の思い出を持って帰ってもらわないわけにはいきません。
今日はもうひたすらに「ツアー同行の水中カメラマン」に徹しましたよ。
ティナイタイとはまた違った魚がいっぱいいるんですよ。
この真っ青な魚はウメイロモドキ。この色の魚がなんで梅色?と思うかもしれませんが、
この魚、水揚げすると赤く変色するんですよ。いったいどういうメカニズムなんでしょうね?
もちろん動画も作りましたのでご覧ください。
正直、完璧とは言えない天気だったんですけど、それでもこの海のキレイさですよ!
こんな楽しいツアーの途中にも、立ち寄ったガソリンスタンドに物乞いの子がいたりもして、結構深刻な話もしました。
この豊かな自然と、愚かな人間社会の格差、両方がフィリピンです。
明日からはダバオでの滞在で、よりハッキリとした貧富の差を見ることになると思います。
この現実に適切にショックを受けて、「じゃあ何ができるんだろう?」と考えて欲しいと思います。
日曜日、早稲田摂陵の生徒さんには「地元の食材」を体験してもらっています。
昼食にはバナナの花、キャッサバ、ジャックフルーツの若い実と種という「昔の田舎セット」。
そして夕食には地鶏、モリンガの葉、パパイヤの実という「さっきまで生きていた食材セット」。
実際に収穫したり、羽根をむしったり、さばいたりという作業をこどもたちと一緒にすることで、
「食べるということ」がどういうことなのかを、改めて考えるきっかけになればと思います。
そして、自由時間はこどもたちと遊びまくっています。
最初から床が傾いているのでジェンガの難易度がMAXレベル!(笑)
マイカの表情はもちろん、なぜか厚着しているビバリー、
ジェンガとは最悪の相性の子猫をガードするハルカさんと情報量の多い素敵な写真が撮れましたよ。
来てさっそくウノの遊び方を覚えたエイプリル。ビバリーとダーウィンもすごく楽しそうです。
一緒に魚を獲る仲なのでダーウィンがリッキーBになついているあたりが私的にはツボです。
いやー、本当によくHOJに来てくれました。
外では男の子たちがバレーボールで遊んでいたので
「10分以内に20回ボールを落とさずに続いたらコーラをおごってやる」といったら目の色変えて挑戦!
最期の30秒で18回でボールが落ちた時の盛り上がりっぷりったらなかったです。
残念!水でも飲みなさい。(笑)
明日は今回の滞在のお楽しみ企画で、なんと隣町のビーチから例の無人島に行きます!
若い時の海外経験で一番大事なのは「そこを好きになること」ですからね。
最高の海を若者たちに満喫してもらおうと思います!