昨晩から、また星稜大学の別グループがHOJに来ています。
今日は1日目の活動として、「ヤシの葉でホウキづくり」をしました。
ヤシの枝から葉を取り、ジュースのフタをつぶして簡易ナイフ「タンサン」を作り、
それを使って葉から真ん中の芯だけを取り出す「バゴス」という作業にあけくれました。
ホウキを作るには最低でもこのヤシの葉の芯が150本は必要なんですが、
慣れない学生たちは2時間かけても20~30本…。
ちなみにHOJのスタッフのおばちゃんたちは、1日で6つのホウキを作れます。
さすが、現地の人達は年季が違いますね!
午後にもがんばって作業を続け、9人がかりで5つのホウキを完成させました。
ホウキはHOJの敷地内の掃除に使う、生活必需品です。大事に使わせてもらいますね!
同時進行で、午後にはこどもたちのためのお菓子作りも手伝いました。
フィリピン版ツイストドーナツ 「ピリピット」です。
生地をこね、ねじってかたちを作って、油で揚げれば完成なんですが、
左下の写真をご覧ください。下の列がスタッフの作ったもの、上の列が学生の作ったものです。
学生たちの作ったのの大きさや形がまちまちなのに対し、スタッフの作ったのの見事なこと!
これまた現地スタッフの技量を思い知りました。
でもまあ、食べてしまえば味は同じです。(笑)
こどもたちは大喜びでした。みなさんありがとう!
そして夜の歓迎会では、寺井先生が「茶道」の体験をさせてくれました。
神妙に正座してお茶を待つレナンがかわいらしいですね。
みんな飲むたびに「にが~い!」と叫んで外に駆け出してお茶を吐きだしてました。
茶道もへったくれもないお行儀ですね。(笑)
でもそんなリアクション芸が面白いのか、みんな大喜びで参加していました。
お茶をたてる方にもチャレンジさせてもらいました。
ジョリーナのたてる苦いお茶、なんだか飲んでみたくなりませんか?(笑)
中でもドドンがお茶をたてるのがすっかり気に入ったらしく、
何度も何度もお茶をたてては、ちびっ子たちに飲ませてやってました。
とても上手だと先生にもほめられて、本人もご満悦でしたよ。
今度の学生たちは土曜まで滞在し、日曜の朝にダバオに戻る予定です。
明日からの3日間も、充実した毎日になりますように!
ダバオに来ましたので、動画をアップします。
まずは昨日のシャロームのサンゴ礁です。久々の水中動画ですね。
地元の漁師さんと一緒に潜ったんですが、さすがはプロ。
素潜りで私より潜れる人間と一緒に潜ったのは久々です!(初めてかも?)
続きまして、昨晩のお別れ会の動画です。
楽しそうに踊るアビゲル、全員で合唱する「Let it go」は必見です!
さあて、今晩からまた星稜大の次のグループがHOJにやってきます。
団体ラッシュもこれが最後なので、もうひとがんばりしたいと思います。
今日は星稜大の学生たちを朝からシャロームハウスのある漁村に連れていきました。
とにもかくにも、まずはサンゴ礁です!
久々に波があまりなかったので、これはチャンス!と、私も約2ヶ月ぶりのサンゴ礁ダイビングを満喫しました。
でも、途中からだんだん波が強くなってきて、船酔いに苦しむ学生が続出!
HOJに遊びに来る時は「酔い止め薬」を持って来ることをお勧めします!
それから漁村を散策して、人々の生活を見せてもらいました。
飼われている動物たち、漁を終えて酒を飲み、ギターを弾く大人たち、
学校に行かずに遊んでいるこどもたち、そしてそれを嬉しそうに眺める老人たち…。
幸せとか、貧しさって一体なんだろう?ということを考えるきっかけになれば幸いです。
午後からは地元の小学校を訪問し、授業を見学させてもらいました。
フィリピンの教育現場に、ようやく「現地語で教える」文化が浸透してきたようで、
ビサイヤ語で行われる算数や理科の授業に、私が1人で興奮してました。
言葉の全然分からない学生たちにはきつかったかな?
夜はみんなでお別れ会をし、ギターが得意なシンゴくんの伴奏で、「アナと雪の女王」の歌を
みんなで大合唱しました。
すごく短い滞在でしたが、ものすごく密度の濃い4日間でした。
この体験をぜひ、今後の学習や人生に反映させて欲しいと思います。
星稜大のみなさん、ありがとうございました!
ちなみに明日からは、同じく星稜大の別のチームが、またやってきます。
HOJのお祭り騒ぎはまだ少し続きそうです!