多くの方にミンダナオの大雨被害のことで心配していただいております。ありがとうございます。
ハウスオブジョイの周辺地域では、みての通りの快晴となっています。ご安心ください!
布団を干すのにも最適の一日です!
…と思って干しておいたら、知らぬ間に布団の下が猫とこどもの巣に!(笑)
というわけで、今日はこどもたちとたっぷり遊びました。
こちらはビジターが置いて行ってくれたツイスターゲーム。久々なのでみんな大はしゃぎです!
今日は「負けたら顔にイタズラ描きされる」という罰ゲームを導入してみました。
お正月の羽子板気分ですね。
これがこどもたちに大受けで、最終的には、勝ち負けと関係なく、自分で描いて遊んでました。
いやー、楽しかったです!
男の子たちはバスケに夢中!
近所の子たちと勝負をして、接戦の後に勝利をおさめて大得意でした!
この調子で晴れた日が続いてくれれば、大雨の被害が大きかった地域の復旧も
はかどると思われます。どうか週末、晴れますように!
大雨をの合間をぬって、ハウスオブジョイに真夜中に男たちがやってきました。
こんなふうに灯りをともし、なにやら作業をしています。一体なんでしょうか?
そう、これ、実は「トイレの汲み取り作業」なんです。
汚い話ですみませんが、生活する以上、さけて通ることのできない問題です。
30人のこどもが暮らしているわけですから、タンクの大きさにも限界があります。
なので、いっぱいになる前に業者を呼んで、汲み取り作業をしてもらうんです。
ちなみに前回これをやったのは3年前。
そのときは予算がこころもとなかったので、半分だけ汲み取ってもらったんですが、
今回は万全の資金体制で臨んだので、本当に久々に、全部汲み取ってもらいました。
なんと、このトラックが12往復するほどの大作業でした!
フィリピンのいいところは、こういうときの作業員さんたちがとっても陽気だということです。
差し入れたパンをうまそうに食べながら作業する彼らのたくましさには脱帽です。(笑)
さて、きのうの午後あたりからこの地域ではすっかり雨もあがり、
今日は久々に晴れたのでまさに洗濯日和でした。
でも、ミンダナオ島東部全域に注意報が出ているので、こどもたちは学校がお休み。
というわけで、みんなで楽器を練習したり、本を読んだりして過ごしました。
私がブルガリアでもらってきたブルガリア語の絵本が意外なほどの大人気!
何が書いてあるかはさっぱり読めないはずですが、それが逆に想像力をかきたてるんですね。
子育てしているみなさん、読めない文字の絵本をこどもに買い与えるの、お勧めですよ!
さて、こちらではジェレミーが子猫に向かって読み聞かせをしています。(笑)
これを見た瞬間、私は4年前のこの写真を思い出しました。
烏山さんに読み聞かせをしてもらっていた頃のジェレミーです…。
「こどもは大人の言うことは聞かない。やっていることを真似する。」
この言葉を、肝に銘じて生きていこうと思います。
ミンダナオ島東部の各地が、大雨の影響で、大きな災害に見舞われています。
(写真はニュースサイトからの転載です)
レナンとルベンの地元であるミンダナオ島東岸部では、
長く続いた森林伐採と、2012年12月の台風で剥げ山になってしまった山が地滑りを起こし、
町に大量の土砂が流入し、多くの人が避難生活を余儀なくされているそうです。
いくつもの橋がまた流され、支援物資も届きにくい状況とのことです。
3年前に近隣の孤児院が集まって交流会を開いたコンポステーラ・バレーという地域でも、
大きな地滑りがあり、道が閉ざされ、何人もの死者が出て、人々が避難することもできずに
山の方に閉じ込められている状況だそうです。
ロジャーの実家のあるタラグナでも、大きな地滑りで、多くの方がなくなったそうです。
となり町、マティのダヒカンビーチには、大量の土砂が流入したために、
魚が大量死してしまい、魚の死骸が浮かんでひどい臭いをはなっているとのことです。
おそらく、農薬などが土砂と一緒に流入したのでしょう。
ダバオとハウスオブジョイの間くらいの、カルメンという地域もひどい洪水で、
何軒もの家が床下浸水し、幹線道路も冠水し、車の交通が難しい状態です。
以上のようなニュースが日本でも報道されているそうで、
何人もの方から、心配するメールや、励ましのメールをいただきました。
気にかけてくださって、本当にありがとうございます。
幸いなことに、サンイシドロ市の、中心部、ハウスオブジョイの近辺では、
大きな被害は出ていません。学級閉鎖になっているクラスもいくつかありますが、
学校も平常通りやっており、今日の午前中には晴れ間ものぞきました。
大雨はまだ数日続くとのことなので、まだ警戒は必要ですが、
幸いにして難を逃れた私たちが、近隣の被災地域のために何ができるのか、
情報を収集しながらよく考えたいと思います。
みなさま、これ以上災害が大きくならないことをお祈りください!