• 05
    11
    「HOJ版人生ゲーム」の構想

    きのうのブログに書いた「HOJ版人生ゲーム」について問い合わせがあったので
    ここでその構想を説明したいと思います。

    みなさん、「人生ゲーム」は知っていますよね?
    スタートからゴールまでを人の一生に見立てたすごろくのようなボードゲームです。
    こどもの頃に一度はやったことがあるんじゃないでしょうか?

    人生ゲームでは、とまるコマによってさまざまなライフイベントがあります。
    学校に通ったり、就職したり、結婚したり、こどもができたり、
    事業を立ち上げて失敗したり、災害にあったり、宝くじが当たったりと、
    ひょっとしたら人生で起きるかもしれない」イベントが次々に起きて行くわけです。

    これを、HOJの子の人生に起きうるようなイベントで作ったら面白いと思いませんか?

    「小学校で落第して一回休み」とか、「奨学金をもらって溶接を学ぶ」とか、
    漁師になって働いてたら、サンゴ礁で真珠を見つけて10万ペソゲット」とか、
    ヤシの実が落ちてきて車が壊れて20万ペソ払う」とか、
    日本の人生ゲームとは全然違ったものになると思うんです。

    こっちの子が遊ぶのにも楽しいですが、それだけではなく、このゲームは日本のこどもたちが
    「フィリピンの田舎の人がどんな人生を送っているのか」を知るのに、またとない教材になります。

    どんな仕事につけるのか、給料はどのくらいなのか、こどもが何人くらいできるのか…?

    知るだけではなく、楽しみながら「疑似体験できるわけですから、その効果は絶大です。
    国際理解教育、平和教育、開発教育などの現場で大いに活躍してくれるはずです。

    そして、一番重要なのは「誰がゲームの勝者なのか」です。

    日本の普通の人生ゲームは、先にゴールした人が勝つわけではなく、
    最終的に一番多くのお金を持っていた人が勝ちですよね。

    でも、ここの子たちからすれば、「たくさん子孫がいる人が勝ち」なのかもしれないし、
    天国に行ける人が勝ち」なのかもしれないし、
    「一番人生ゲームを楽しんだ人が勝ち」なのかもしれないわけです。

    もしHOJでプロジェクトが成功したら、世界中のいろいろな地域でこんなのを作る方向に
    話を広げていけば、本当にすごいことになると思います。

    世界中の、どんな場所で暮らしている人たちにも、その人たちの人生があって、
    その人たちの幸せがある、ということを、こどもが遊びながら学べるわけですから。

    どこかの大学や小中学校、NGOなどと協力して、なんとか実現させたいと思っています。
    近いうちに協力を呼びかけますので、そのときはぜひよろしくお願いします!


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    05
    10
    HOJで進行中、構想中のプロジェクトたち

    用事があってダバオに来ています。その用事というのはこちら!
    先日お伝えした「日本の絵本をビサイヤ語訳する」プロジェクトです。
    ミンダナオ国際大学という、日本語を教えるコースのある大学と協力して行っています。

    大学を訪ねたところ、なんと、21冊ぶんの作業が終わっていました!
    こどもたちが喜ぶ顔が目に浮かびます!

    このプロジェクト、ただ単に「HOJのこどもたちが日本の絵本を読めるようになる」だけでは
    もったいないような気がしてきました。

    日本には今、たくさんのフィリピン日系人が移住しているんですが、
    そういう家庭のこどもたちが、どんどんビサイヤ語を忘れて行き、
    親とのコミュニケーションに支障をきたしたり、自分に自信がもてなくなっていく現象が
    起きてきているそうです。

    そんな現場でも、この「日本語-ビサイヤ語対訳絵本」は大きな力を発揮しそうです。
    もちろん、ビサイヤ語を勉強したい!という日本人にとっても最高の教材です。

    うまく軌道に乗せて、多くの人が喜ぶものにしたいと思います!

    プロジェクトと言えば、私の「竹サックスプロジェクト」も新たなる局面を迎えています。
    というのも、最近になって、単に「作って売る」だけでなく、
    一緒に作る」とか「作り方を教える」というかたちに徐々にニーズが変化してきているんです。

    先日はなんと、ミャンマーのNGOの方から、
    「うちでも作って音楽教育や収入源アップに役立てたいので、作り方を教えてください」
    との連絡がきました。すぐにでもミャンマーまで飛んでいきたいくらい嬉しいです。

    私は、ハウスオブジョイを、単なる「こどもを養う場所」ではなく
    楽しいことをこどもたちと一緒にやっている場所」にしたいと思っています。

    絵本プロジェクトや竹サックスプロジェクトの他にも「HOJ版人生ゲームを作る」とか、
    フィリピンの遊び図鑑をつくる」、「掃除用具バンド」、「ホウキ製作所」、「HOJサーカス
    などなど、構想はたくさんあります。

    少しずつ、かたちにしていきたいと思いますので、
    私もそのプロジェクトに関わってみたい!という方、ぜひご連絡くださいね!


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    05
    07
    なんと神聖なおやつ!(笑)

    HOJでは、ビジター主催のゲーム大会をいつしか「Japanese Day」と呼ぶようになりました。
    今までにいろいろなゲームをビジターが紹介してくれましたが、
    中にはこどもたちの遊びとして定着したものもあります。

    その代表例がこの「叩いてかぶってジャンケンポン」です。
    もともとは専用のおもちゃのヘルメットとハンマーを使ってやっていたんですが、
    こうやってバケツとドレミパイプでやったり、ヤシの実とサンダルでやったりして遊んでいます。

    こどもたちだけでも律儀に「タタイテ カブッテ ジャンケンポン!」と言っているのがツボです。
    ちなみにこの日はノエルの圧勝で、日本人勢は私も含めて1人も勝てませんでした。
    やっぱり両利きというのが有利なんでしょうかね?

    きのう作った「鯉のぼり帽」は、今日になったら改良されて「鯉のぼりマスク」になってました。
    マスクをかぶった男の子がやることと言ったら当然チャンバラごっこです!
    気分はマスク・オブ・ゾロといったところでしょうか?(笑)

    カメラに向かって精いっぱいかっこつけているジェイエムとジェレミー。
    でも、猫を抱いていてはかっこよさも台無しですね。(笑)

    ルベンが何か白いビスケットのようなものをおいしそうに食べています。
    食べる?と聞かれたので一口もらったら…何か知っている味です。まさか…これは…?

    そう、なんとこれ、「教会でミサのときに神父さんが配るパン」の
    「配られずに余った部分」なんです!
    修道院からアイダさんがもらってきたそうです。いやあ、すごいスナックですね!

    あくまでも、神父さんが定められた儀式を踏んで「聖別」しないと「これはキリストの体」ではなく、
    ただの小麦粉スナックなので、こんなふうにおやつとして食べてもいいわけですが、
    こどもの時からこの味を「神聖なもの」と結びつけて育ってきた私にとっては、
    これはなかなか衝撃的なおやつでした。(笑)

    HOJに来て、こどもたちと一緒に教会に行ったときに「あれ何だろう?食べてみたいな」
    と思っていた方!味見するなら今がチャンスですよ!


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