ここ数日、ずっとひどい雨が降り続いています。
また台風が近づいているという情報もあり、ちょっと心配です。
こういうときは、常夏のミンダナオでも、気温が24℃くらいまで下がります。
そうなると、30℃くらいに慣れているこどもたちはみんな、「寒い!」と震えだします。
そして、普段はあまり着ていないような、タンスの奥から引っ張り出してきたような服を着ます。
「重ね着」に慣れていないので、コーディネートがチグハグでとてもかわいいです。(笑)
みなさんから送られてきた古着の中に、ときどき春もの、秋ものが混じっていまして、
これがこういうときにすごく役だっています!
男の子たちは布にくるまって暖をとっているうちに、
布にくるまって取っ組み合いをするとさらに暖かいという発見をしたようです。(笑)
寒いといつも以上におなかが減るらしく、今日はバナナケーキを焼くことにしました。
いつも大きなフライパンで作って人数分に切り分けるんですが、
今日はユキさんが置いていってくれた「アンパンマンフライパン」で焼きました。
完成品はこちら!心の目で見ればアンパンマンに見えなくもないですよ。(笑)
明日も明後日もこんな感じの天気なのでしょうか。
雨音が強いとレコーディングもできないし…。まあ、本でも読んでのんびり過ごしますかね。
2005年、8歳のときにHOJにやってきたノエルが、
16歳になったのを機に、HOJを巣立って働くことになりました!
はじめは弱虫で泣き虫だったノエルですが、
成長するにつれて手先の器用さと、やりたいと思ったことを必死で練習する執念を身につけ、
ジャグリング、一輪車、逆立ち歩き、どれも他の子の何倍も練習して、本当に上手になりました。
みんなで遊ぶよりは一人でいることを好む「クールな一匹狼」なキャラだった時期もありますが、
ここ1~2年は急成長して、小さい子の面倒を見たり、
ビジターと積極的に関わる姿を見せてくれていました。
もう少し成長を見ていたい、と思っていましたが、やはり彼も男です。
「16歳になったら働く」というのは、フィリピンの田舎では、決して珍しいことではないんです。
高校が4年制から6年制に変わり、あと6年勉強しないと高校を卒業できないことになったのも
彼が働くことを選んだ理由の一つです。
HOJはあくまでも「私立」の孤児院で、「こどもたちを学校に行かせる施設」として
認可を受けているので、学校に通わない18歳以下の子を住まわせるわけにはいきません。
マティにある市の福祉局が運営している施設に、孤児の自立支援プログラムがあったので、
そこで、住み込みで働かせてくれる洗車場を紹介してもらいました。
施設のすぐそばの洗車場なので、ちょくちょく職員さんが様子を見てくれるそうです。
「そこで一生懸命働いて、18歳になるまでがんばりな。運転免許証を取らせてあげるよ。」
と約束すると、彼は嬉しそうにうなずきました。
マティにはしょっちゅう行く用事があるので、これからは行くたびに、
ノエルに車を洗ってもらおうかと思います。
みなさん、ノエルの門出を祝福し、前途の幸せをお祈りください!
ハウスオブジョイをずっと支援してくれているバンド「宇宙戦隊NOIZ」のボーカル、
エンジェル・タカさんが、チャリティーコンサートで集めたお金を持って、
去年11月に大きな台風被害を受けた地域、レイテ島にきているそうです。
(写真は本人のサイトから転載させていただきました)
https://twitter.com/uchusentainoiz
さすがは本物の「ヒーロー」です。
彼の行動はいつもこどもたちを喜ばせ、ファンたちに誇りと自信を与え、
私たちに「自分にできることは何か?」を考えさせてくれます。
ハウスオブジョイには、今日も彼らの集めたくれた奨学金で大学に通う学生たちがやってきて、
こどもたちの家庭教師をしてくれています。
経済的な理由で大学での勉強をあきらめていた彼らが、NOIZのおかげで大学に通い、
同じく学校に通えなかった子たちの勉強を見てあげているんです。
単なる一回の訪問や送金で終わらずに、こんなふうに活動が続いていき、
関わる人がどんどん増えて行っているのは、NOIZの覚悟が中途半端ではない証拠です。
レイテでもきっと多くのこどもたちが、エンジェル・タカの登場に歓声をあげていることでしょう。
私たちもハウスオブジョイから、彼の活躍を応援したいと思います!