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    05
    ティナイタイサンゴ礁にせまる脅威

    「割礼の後は海に入ると術後の経過がいい」というのがこの地方の常識だそうで、
    今日はリッキーをウラワビーチに連れて行きました。

    「しみる?しみる?」とおっかなびっくりのリッキーでしたが、
    さすが、海は生命発祥の場所だけあって、人間の細胞と浸透圧がほとんど同じなんですね。
    ぜんぜんしみなくて、空気中よりもいい塩梅だとか。すごいですね、地元の知恵。

    さて、今日はティナイタイへ行きました。
    いつも船を出してくれる漁師さんが「今日は大潮だから魚がいっぱいとれるぞ」と言って、
    網を持ってきて、みんなが泳いでいる間に小魚をたくさん獲ってくれました。

    何のため?って、もちろん食べるためです!獲ったばかりの魚をヤシの酢でしめて、
    ちょっとトウガラシをまぶして食べると、最ッ高のごちそうになります!

    しかし、ティナイタイのすばらしいサンゴ礁にも、恐ろしい脅威が…。
    そう、オニヒトデの大量発生です。今までに見たこともないほどの大量のオニヒトデが、
    群れをなすようにびっしりとサンゴにへばりついて、サンゴを捕食していました。
    写真の、サンゴが白くなった部分が、オニヒトデに食べられて、いわば「白骨化」したサンゴです。

    オニヒトデだって好きで大発生してサンゴを喰い荒しているわけじゃないんでしょうけど、
    大好きなティナイタイのサンゴ礁が片っ端から食べられてしまうのは、やはり放っておけません。

    2時間ほど、潜っては取り、バケツに集めるのを繰り返し、
    ウラワビーチまで運んで土に埋めました。数えてみたら、なんと158匹も獲れていました。

    とりあえず目につくぶんは獲りましたが、まだまだたくさんオニヒトデは潜んでいそうな気配です。
    泳ぎや潜りに自信のある方!ぜひ助っ人に来てください!


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    05
    04
    リッキーが一歩オトナになりました!

    今日はリッキーを連れて保健センターへ行ってきました。

    巡回医が村に来て「割礼」をする日だったんです。

    割礼なんて、大昔の文化だと思っている人も多いかもしれませんが、
    暑い国を中心に、今でも習慣としてやってる国はたくさんあって、フィリピンでも、
    強制ではないですが、「男の子は10歳までに割礼をする」というのが一般的なんです。

    町中の、7歳~10歳くらいの男の子たちが集まって、お医者さんに割礼を受けます。
    お医者さんと看護師さんたちは慣れたもので、一人につき5分くらいで施術は終わります。

    ほとんど痛みはないそうですが、中には怖がって大泣きして暴れる子もいます。
    途中まではわりと平然と待っていたリッキーも、3番前の子が大泣きしているのを見て、
    急に不安が募ってきたようです。大丈夫かな…。

    リッキーの順番が回ってきました。待たされたぶん恐怖感が募ったのか、
    ベッドに横になるまで、ちょっと時間がかかりました。
    でも、ベッドにあがってしまえば、もう逃げ場はありません。まな板のコイ状態です。

    施術の際、さすがにちょっと泣き声をあげていましたが、
    終わってみればすっきりとした顔で出てきました。
    おめでとうリッキー!これで一歩大人に近づいたな!

    この後、約束通りアイスを買ってやり、HOJに戻って食べました。
    術後の経過が安定するまでの数日間は、リッキーは掃除も洗濯も免除の特権階級です!(笑)


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    05
    03
    山で木を取り、雨で水浴びし、雨漏りをヤシの葉でふさぐ

    今日は山へ木と竹を取りに行きました。ウラワビーチの小屋を「修復」ではなく、
    完全に「建て直し」することにしたので、奥の方まで登って、木をたっぷり集めることにしました。
    助っ人に、卒業生のキットキットと、ジュンジュンバンカスも来てくれました。頼もしい奴らです!

    集める木は「マンガマンガ」と呼ばれる木で、翻訳すれば「ニセマンゴー」といった感じでしょうか。
    葉っぱがマンゴーに似ているのに、実をつけないから、こういう名がついたと思われます。
    でも、ニセ呼ばわりするのは申し訳ないくらい、木材としては使い勝手のいい木です。
    どんな木や人にも、それぞれの特徴と使い道があるのです。きっと。

    こういうとき、こどもたちの「山育ち」「海育ち」「街育ち」の差が出ます。
    ちなみにこの中で山育ちなのは、アルセルとジェプリル、そしてジュンジュンバンカスです。
    食べられる木の根っことか、食べられる虫とか、よく知ってます。
    チャレンジャーな方は遊びに来た際、色々教わってみてください。私は遠慮しときますが。(笑)

    HOJに戻るとほどなく、久々の大雨になりました。
    こどもたちが待っていたかのように飛び出してきて、土砂降りの中で遊びだしました。
    もちろん私も参加しましたよ。明日の筋肉痛が楽しみです。(笑)

    この雨でいろいろな場所で雨漏りしたので、さっそく屋根裏に登って修復です。
    ヤシの葉でつくった屋根は涼しくて快適ですが、こうやってときどきメンテナンスが必要なんです。

    山で木をとってきて、大雨で水浴びをして、雨漏りする屋根をヤシの葉でふさぐ…。
    悪くないですよ、こういう生活。特に、こどもたちと一緒なら。


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