今日は明星大の学生たちを連れてジュリアンの通う大学へ!
同じ教育学部同士、ということで、何か有意義な情報交換やディスカッションができれば…
とか思ってたんですが、目新しいお客さんたちの登場にこどもたちも先生も大喜びで
キャーキャー騒ぐばかりであんまり「有意義な情報交換」って感じではありませんでしたが、
まず交流の第一歩は楽しんで仲良くなることですからね。これでヨシとしましょう。(笑)

さて、HOJに戻ってきて午後からは学生たちが日本の唐揚げをこどもたちに作ってくれることになりました。
サッカー遠征から戻って今日は休養日ということで公欠のリッキーガマイが手伝ってます。
イージェイも唐揚げ粉を混ぜるお手伝いをしましたよ!

せっかくHOJに来ているので薪で火をおこして調理しよう、ということにしたんですが、
やはり日本の学生は火の前に立っての作業には慣れてませんね。
手つきがおぼつかなかったり、着てる服が引火しやすそうなデザインだったりで心配になったのか、
ジェレミーが手伝ってあげてました。

とはいえ、日本から持ってきた「唐揚げの素」を使って揚げれば、しっかり日本の唐揚げになるもんですね。
おいしそうにできて、「一人三個まで」のルールになるべく大きいのを選ぼうとするこどもたちで配膳の列は大渋滞でした。

聞けば「日本でも私たち唐揚げ作ったことないんですよー」とのこと。
なんで初めて作るものを、海外でこどもたちに食べさせようと思ったんだ?(笑)
チャレンジ精神はいいですが、みなさん、海外では得意分野で勝負したほうがいいですよ! 
ちなみに日本から食材を持ってきてもらった料理の人気ランキングは、1位はぶっちぎりでカレー、
2位以降はハヤシライス、ギョーザ、エビフライなどが続きます。
唐揚げは正直、フィリピンのフライドチキンとあまり区別がついてなかった様子。
あまり人気がなかったのは寿司で、特に酢飯があまり受けませんでした。
よほどの得意料理があるのでなければ、みなさん、カレーが無難ですよ!(笑)
サッカー3人組が遠征を終えて帰ってきました。上位2チームが次の大会に行ける地区予選でしたが、
結果は残念ながら3位!惜しかった!
個人成績ではジェイエム3ゴール、ジャンジャン3アシスト、リッキーガマイ1ゴールの大活躍。
ジェイエムは例のごとく、選抜チームに選ばれて、次の大会に出場が決定、
ジャンジャンとリッキーガマイも、セレクションに残ったとのことなので、今後もサッカー三昧の日々になりそうです。
ちょっとは勉強もするんだぞ!(笑)

絶妙のタイミングで、明星大学の学生さんが、中古のボールとシューズを持ってきてくれました。
ありがとうございます!
最近やっとサッカーも人気が出てきたのに、サッカー用のボールやシューズはなかなか売ってないんですよ。
大事に使わせていただきますね。

さて、学生たちは今日は山に竹を取りに行きました。
「竹ってこんなに堅いんですか?」とナタを何度も振り下ろしながら、やっとこさ必要な数をゲット。
まあ、日本で竹を山にとりに行く機会なんてないでしょうからねえ。

竹にもいろいろ種類があってそれぞれに呼び名が違いまして、
ちなみに彼らがとったのは、一般的に「竹」を表す名詞でもある「カワヤン」。
私がとった細くて薄いのは竹サックス用で「バガカイ」。
チョコ兄さんの農場のわきに生えている、太くて薄いのは竹琴にピッタリで、「タンボワン」と言います。
ヨーロッパ人が「ライ麦 (Rye)」「小麦 (Wheat)」「大麦 (Barley)」「燕麦 (Oat)」などを一語で呼び分けるように、
フィリピンの田舎の人たちにとって、いかに竹が生活に密着したものであるか分かります。

まあ、私の竹うんちくはさておき、学生たちが持ってきた竹は、週末に流しそうめんに使う予定です。
前回やったのはたぶんコロナ前なので、イージェイはもちろん、チムレイやクイニーも初めてのはずです。
こどもたちのリアクションが楽しみですね!
明星大学のグループを迎えにダバオへ!
午前中のピックアップの場合、HOJに直行するのではなく、ダバオ観光もできます。
まあ、ツアーガイドが私なので、普通の観光地ではなく、連れて行く場所は
「昔ながらの雑多とした市場」「市場併設の屑肉スープ食堂」「謎の日本語Tシャツとか売ってる古着市」とかですけどね。(笑)
興味のある方はダバオに一泊して朝の合流にするか、朝到着の便でお越しください!

これまでに来てくれていた学生さんたちとの関係がとっても良かったこともあって、
こどもたちは超ウェルカムモード。HOJに到着してすぐに仲良くなって一緒に遊びました。

そして今日は恒例の「鶏調理」。市場で生きた鶏を買ってきて、しめてカレーを作ります。
今日はフィリピン風のココナッツミルク入りカレーを作ることにしたので、
ココナッツの実を開け、中の果肉を削り、絞ってココナッツミルクを作るところも体験してもらいました。

苦労して作ったカレーでみんなで食卓を囲みます。いやー、美味しかった!

この活動を日本から来る若者にやってもらうようにしているのは、いくつか理由があります。
ひとつはまあ、月並みですが、「命の大切さ」的なやつです。
でもそれ以上に私が感じて欲しいのは「自分の役に立たなさ」です。

曲がりなりにもフィリピンの田舎の児童養護施設に来るような若者は、「ボランティア精神」を持っています。
それは素晴らしいことですが、「できる自分が、できない人たちを支援する」という態度だと絶対にうまくいきません。
現地の人が当たり前にできるようなこともできない自分が、現地で役に立つには何をすればいいのか。
活動はこの問いから出発しなければ、絶対に間違った方向に進みます。
「できない」経験と、「楽しい」経験をたっぷりして帰ってほしいと思います。