ボランティアスタッフのハルカです!
昨日8/21はマニラ空港の名前でお馴染みのニノイアキノ記念日ということで、国民の祝日でした。
スタッフが全員お休みなので、アイダさんがウラワビーチへ連れて行ってくれました。
恒例の土曜日に加え、停電だった日曜、こんなに普段から海へ行っていますが
子どもたちは大喜びで浮き輪を膨らませていました。
朝9時から夕方4時までたっぷり時間があるので午前中は浜辺で遊びました。
伝統的なフィリピンの遊びのバハイクボや、ビカクロスをして体を動かしたり、持ってきたギターで練習したり、みんなで歌を歌ったりしてのんびりと過ごしていました。
ビバリーとマリアンが本当に仲良しで、ずっと一緒に遊んでいます。
「おじいちゃんのギターで練習したからできるよ!」とダーウィンがギターを弾き始めました。
ダーウィンはやると決めたらとことんやり抜くようで集中力に伴い成長が著しいです。
ジャンデルのアドバイスですごく良くなっていました。
ウラワビーチには、新しい素敵な建物ができています。
2階もあり、このような感じで心地よい風が通り、お昼寝がもう最高です!
元気120%に回復した後は海へダッシュで飛び出して行きました。
ジャンデルとクレッツがヤシの木に登って、ココナッツの実を取って割り、ココナッツウォーターや中の白い実を振る舞ってくれました。
「少し前はリッキーBがよく取ってくれてたなぁ、今はジャンデルがやってくれるようになったのかぁ〜」
とサユキさんがしみじみと呟いていました。
私も初めてハウスオブジョイに来た時にこの姿を見て、優しくてたくましい姿に驚きました。
頼もしいお兄さんたちの姿を見てこれからも受け継いでいってほしいです。
長年ハウスオブジョイで飼っていた猫、パンコが天寿を全うして旅立ちました。
子猫の時にダバオから拾われてきたパンコは、こどもたちやビジターさんたちに可愛がられ、
すくすくと成長していきました。
立派な雄猫になると早速HOJのネズミを一掃し、近所の猫たちに一目置かれるボス猫になりました。
人間のそばで昼寝をするのが好きで、ジェレミー、アビゲル、アルジェ、イージェイと、
歴代の末っ子たちも、みんなパンコと一緒にお昼寝していました。
フィリピンの猫としては異例の長生きでしたが、さすがに寄る年波には勝てず、
最近は食事の量も減っていました。そして私の誕生日の夜、しばらく私の膝で寝た後に、
スッと立ち上がって出ていき、そのまま帰って来なくなりました。
この日までは一緒にいてやるか、と思っていてくれたのかもしれません。ありがとよ、パンコ。
長年飼った猫がいなくなる、というのは結構つらいものですが、
さすがはパンコ、近所中に子種をバラまいていたようなので、町を歩くとそこいらじゅうに
パンコそっくりな猫たちに会えるので、そこまで寂しくはありません。
生き物としてもパンコは大したやつでした。
パンコを可愛がってくれたみなさん、ありがとうございました。
私の創作欲に呼応するように、こどもたちも絵を描きだしてます。
やっぱり大人が率先して楽しそうに創作している姿を見せるのは大事ですね。
マイルスが描いたのは先日連れていった無人島ツアーの船!
船のディテールはもちろん、砂浜に停泊した船の周りで泳ぐ人数まで完璧に再現しています。
これは私と同じく、記憶を文字情報で持っていて、そこから絵を描くタイプですね。
よーく見ると泳ぐ中に一人、カメラを持ってる人物がいて、これが私だそうです。
いやー、連れて行った甲斐がありました。
「どうしたらコヤシンみたいに描けるようになるの?」と聞かれたので
「そりゃあもう、練習あるのみ、だな。真似して描きまくるんだよ」と言ったら、
さっそくやりたいというので、以前、コロナのロックダウン中に
ジャンジャンとジャンデルの特訓用に描いた私の絵を出しました。
これをお手本に描きまくれば上達するぞ!
それを見て「僕もやる!」と言い出したリック。
いろんな映画やアニメ、ゲームのキャラの絵がある中、
選んだのは実在のフィリピン人ボクサー、マニー・パッキャオ。
どんな創作ヒーローより少年にカッコいいと思われているとは、さすがですね。
リックが描いた作品がこちら!もちろんまだ拙さは隠せませんが、
HOJに入って来た4月までは、ほとんど鉛筆を持つこともない暮らしをしていたことを考えれば、
これはかなりしっかりした絵です。どんどん褒めて伸ばしていこうと思います。
やっぱり締切に追われずに描く絵は楽しいです。(笑)
自分に合ったスタイルで、今後も創作を続けていきたいと思います。