ボランティアスタッフのハルカです!
普段子どもたちは、毎朝5時から施設内でお祈りをしています。しかし最近はもっと早くに起きているんです。
というのも、16日からクリスマスまでの9日間、早朝4時から隣の教会でミサが行われています。
まだ真っ暗にも関わらず、広い教会に地域の方々500人以上が毎朝集まっています。
その中でもハウスオブジョイの子たちはアイダさんと最前列に座り、イージェイは特に大きな声で歌っています。
写真にはジャンディーもいます。ここ最近よくハウスオブジョイに遊びに来てくれていて、ビバリーととても仲良しです。
普段はよく「起きろー!」とドアをドンドン叩く音が聞こえる時がありますが、この期間はその必要がありません。
朝3時に教会から爆音のクリスマスソングが30分くらいずっと流れます。
これなら寝過ごす心配はありません、近所迷惑とかそういったのは無いようです(笑)
ミサが終わったらパンと甘いコーヒーが食べ飲み放題です。これがあれば9日間続きそうですね。
コーヒーにパンをひたひたにして食べるのがフィリピン流のようです。
ジェイエムとリッキーBはサクリスタン(侍者)として、神父さんの補助をしています。
普段のミサは交代制のようですが、ここ数日は毎日壇上へ上がっています。
大勢の前で堂々と立ち振る舞い、立派に勤め上げています。
今日は年内最後の学校で、小中高各クラスでクリスマスパーティーが行われました。
各自プレゼントと、ケーキやスパゲッティ、チキンなどの食べ物を持ち寄ります。
スタッフのガガさんがケーキをたくさん焼いてくれて、それを持っていきました。
12月に入る前から「クラスでクリスマスパーティーがあるから来てね!」誘ってくれていたチムレイ
チムレイの通う学校に初めて入ると言ったら、学校を案内してくれたり、クラスまで連れてってくれたりしました。
そんな中、教室に入ると突然よそよそしくなったのに驚きました(笑)
タイミングを見計らい写真を撮った際、伏せつつカメラ目線をしてくれる恥ずかしがり屋ぶりにニヤニヤしてしまいました^^
チムレイのクラスに教育実習で来ていたジュリアンと同級生の先生がたくさんチムレイのことをほめてくれましたよ。
9月にインターンとして手伝ってくれていたウルカさんから、
滞在中に撮ってくれた写真が整理されて送られてきました。
ものすごく素敵な写真だらけなので、ご紹介します。
まずはリッキーBとイージェイ。ちょうどこの時は2人とも同じ髪型だったんですね。
小さい子に優しい暴れん坊、たまらんですね。(笑)
ウルカさんが使っていたカメラはFUJIFILM。
カメラ好き界隈の中では「レトロ・もののあはれ・ワビサビ」な写真を撮るのに適したカメラとされています。
ウルカさん自身の好みも相まって、まさにそういう感じが出てますよね。
こちらはキッチンでお菓子作りをしているジェイエム。
年上の女性にモッテモテな感じがよく出ています。
就職面接でもいかんなくそのパワーを発揮してましたからね。(笑)
そして私とイージェイ。よく私がやってる「充電」です。
小さい子供の頭に顔をつけると、ものすごくパワーが充電されるんですよ。
身近に親族の幼児とかがいる方はぜひやってみてください。効果てきめんですよ!(笑)
今日はウルカさんが撮ってくれた写真を紹介しましたが、
「ウルカさんのカメラでこどもたちが撮った写真」も、ちゃんと撮影者ごとに
整理して送ってくれたので、明日以降、ときどきそちらも紹介していきたいと思います。
いやー、ウルカさん、素敵な写真をありがとうございました!
フィリピンで活動をしていると、とにかく役所から無茶なことを言われます。
今回は消防署から「この施設のゲートは消防車が通れない大きさだから作り直すか、
敷地内に消火栓を設置しなさい」とのお達し。え?絶対通れる大きさなんですけど?(笑)
この写真も見せて「通れますよね?」って言ったんですが、
「大きな火災の場合は隣町からもっと大きな消防車も来るので、それも入れる大きさじゃないとダメ」とのこと。
いや、それ、絶対言い訳で、消火栓を売りつけたいんでしょ?
(消防署が紹介してくれた業者は8万ペソとのこと)
ちなみに消火器も、非常ベルも、市場価格の5倍くらいの値段で売りつけられそうになり、
自分たちで町で購入しました。昭和の時代には日本でも「消防署の方から来ました」と言って
消火器を高値で売る不届きものがいたそうですが、こっちは本物の消防署がそれをやりますからね…。(笑)
そんなわけで、一番安上がりな解決策は何かと考えた結果、
ゲートの横に、さらに大きな「緊急用ゲート」を作ることにしました。
なんだか一休さんになった気持ちです。
こんな調子で無駄な出費を余儀なくされる日々ですが、
多少の無茶振りにも笑顔でちゃんと対応しておけば、いろいろと便宜を図ってくれるのも事実。
敵対せずに、大人な心で接していきたいと思います。