最近レゴ遊びに気合が入っているこどもたちですが、
レゴというのは一度作品を作ったら、壊さないと次は遊べないという、なかなかに諸行無常なオモチャです。
ただ、苦心の作をすぐに壊せというのも酷なので、
「1人1作品までなら数日間保管してよい」ルールになっています。
ロボットと、車と、飛行機を作ったとしても、残していいのは1つだけ、というわけです。
みんなどれを残すか考えるときは真剣ですよ。

ですが、このルールに対してフェルナンが挑戦を仕掛けてきました。
ロボット恐竜みたいなのを3つ作ったので、1つしか残せないぞ、と言ったら、
3つのロボットをパーツでつなげて「合体ロボットだよ、これで1つの作品なんだ」と主張してきたんです。
おお、そういう屁理屈っぽい理屈は大好きだぞ、フェルナン。(笑)
とりあえず今回はフェルナンの勝ちということにして、許可しました。
ですがコレを禁止する新たなルールを考えねば…。

ジュンジュンとジェプリルは相変わらずバスケに夢中です。
タケがゴールのネットを修復したので、シュートが決まった時の快感が倍増しているようです。
やっぱりメンテナンスは大事ですね。

メンテナンスと言えば、ミンダナオ国際大学からお借りしているフェルナンの車椅子です。
借り物ですから、自分たちのもの以上にきちんとメンテナンスすることが必要です。
ですがこれ、実は日本の介護施設が大学に寄付したもののようで、日本製なんですよ。
こっちで一般的に出回っているものと、ボルトのサイズが違うらしくて、
「スパナのサイズが全然合わない!」とフィデルが驚いてました。

そこで私の秘密のスパナセットの登場です!
ノコギリを演奏する芸をやっている私ですが、それに関連して、
「スパナをうまく並べれば音階が作れて、鉄琴みたいになるんじゃないか?」と思って、
ダバオ中の工務店を回って買いそろえたスパナが大量にあるんですよ。(笑)

おかげで車椅子のメンテナンスもばっちり!
スパナも本来の役割を果たせて喜んでいることでしょう。
今日はいろいろ作業に費やした1日だったので、明日はどこかに遊びに行こうかと思います。
来週から始まる新年度のために、1年分の文房具を買いにダバオに行きました。
昨晩烏山家に行ったら卒業生のブライアン、ジョナタン、クリスティーン、レイモンドの4兄弟と、
ラブラブがそれぞれのこどもを連れて集まっていてにぎやかなこと!

驚いたようなマナコがクリスティーンそっくりな息子くんですが、
この子、好奇心旺盛なのか、目が合うと絶対目をそらさないんですよ。
しかも、まばたきも全然しないので、思わず「目をそらしたら負け」勝負をしたら完敗でした。(笑)

こちらが4兄弟がこどもの頃の写真。
ジョナタン(写真左端)と、さきほどの集合写真のジョナタンの息子(烏山さんの上)が、
あんまりにもそっくりで驚きます。遺伝ってすごいですねえ。

そして今日は朝から市場に行って値切り交渉しながら文房具の買い出しです。
HOJの子たちだけでなく、140人の奨学生のぶんも買うので、ものすごい量になります。
午前中いっぱいかかってようやく注文が終わり、梱包した文房具を受け取ったのはもう午後2時でした。

買った文房具を車に詰め込んでHOJに持って帰ってきました。
これからここからノート、色鉛筆、ハサミ、定規、ファイルなどを出して、140人分に小分けする作業があります。
週末までにはHOJの子たちもみんな戻ってくるので、人数がそろったら人海戦術でやろうと思います。

「文房具を寄付しましょうか?」という声を日本からかけてもらうことがあるんですが、
ノートや原稿用紙には学校指定のサイズというのがありまして、
日本で一般的なB4サイズやA4サイズは、学校では使えないんですよ。
まあ、フィリピンにも売っているものを日本から送ってしまうと、
地元経済の発展を阻害することにもなりかねません。
毎年けっこうな出費ではありますが、教育にお金をかけるのならまあ本望です。
そのぶん、無駄な出費を削る知恵をしぼって、多くのこどもを支援していきたいと思います。
アルジェは健診のためにダバオへ、ジュンジュンとジェイエムは外でボール遊び、
アイリスとマイケルとバドンは謹慎中、ということで、この3人の相手をすることが多いです。
前か後に掃除するのが遊ぶ条件。ジャンジャン、働け。(笑)

フェルナン用に「柄のないホウキ」を渡したのが我ながらいいアイディアでした。
立っているといまいち気づきにくい細かい隙間に入った汚れも
常時座っているフェルナンがキレイに掃除してくれます。適材適所ですね。

掃除の後はさあ、遊びタイム。
こどもたちのリクエストで、私の宝物のひとつ、ガイコツ操り人形を貸してやりました。
適当に動かすだけでも楽しいし、練習すると思った以上に自由に使えるようにもなるので
こどもから大人まで、やっている人も周りで見ている人も楽しめる素晴らしいアイテムです。

顔を動かすのと、腕を動かすのと、足腰を動かすのを1人で同時にやるのは至難の業なんですが、
3人がかりでやればいいんじゃないか?と顔担当、腕担当、足腰担当に分かれて遊び始めました。
日本の文楽もこうやって生まれたのかもしれませんね!

たっぷり遊んだ後はジャンレのリハビリです。
時間のかかるストレッチは動画などを見ながら、結構きつい筋トレにはゲーム要素を持たせて
リハビリの時間を嫌いにならないように地道に続けています。
こちらの写真は私と「腕を浮かせた腕相撲」をしているところ。
日に日に力が戻ってきているのを感じられて嬉しいです。

さて、永遠のように長かった夏休みもついにラスト1週間!
ここからは出会いや再会で派手な日々になります。一瞬ごとを大事に過ごしたいと思います。