HOJのファンクラブ「Join to Joy」のスタートです!
会費はPayPalというクレジット決済システムを利用することで、毎月自動で支払われます。
すでにPayPalのアカウントを持っている方なら1分で、
持っていない方でもクレジットカードがあれば5分ほどの作業で登録が可能です。
会員特典には以下のものを用意しました。
1.ブログでは公開していないこどもたちのストーリーやHOJの誕生秘話を載せた会員専用ページ
2.滞在費の会員割引(2泊まで無料になります)
この他にも、誕生日にこどもたちからのバースデーソングが届いたり、
滞在中に豚の丸焼きで盛大にパーティーをしたり、と、さまざまな特典を用意しています。
みなさんとこどもたちがお互いにより身近になるようなクラブにしたいと思っています。
はじめたばかりのシステムですので、最初のうちはいろいろと不具合もあるかと思いますが、
会員のみなさんと一緒に素敵なかたちを作り上げていけたらと思います。よろしくお願いします!
先日の双子に引き続き、HOJの古株、インダイがHOJを巣立っていくことになりました!
2000年に入ってきた時はまだ2歳。
足が悪くて、まっすぐ歩くこともできなかったインダイですが、
HOJでのリハビリの成果で、1年後には元気に走り回れるようになっていました。
途中、お父さんの経済状態が安定したタイミングで何度か実家に帰りましたが、
やっぱり大変、ということで、HOJに戻ってきたインダイ。
もともとアレルギー体質な上に去年は大きな病気にもかかり、入院したりもしました。
きっとすごくつらい思いをかかえていたに違いないのに、
いつも笑顔で、機嫌よく、ひょうきんな子でした。
毎日そうじを真っ先に始めるのも、インダイでした。年下の子のめんどうをみている姿が印象的です。
今回、特筆すべきは、HOJを出れるきっかけとなったのが、兄、ジョネルの就職だということです。
「安定した収入があるから、妹の面倒は僕がみるよ、一緒に家族で暮らすんだ」
というジョネルの言葉には、スタッフ一同、本当に感動させられました。
インダイを実家に送っていくと、日雇いで働いているお父さんと、
近所のお店で下働きをしている兄のダーウィンが出迎えてくれました。
今回の卒業の立役者であるジョネルは、今日も工場で働いている、とのこと。
正直言って、ジョネルはまだ働き始めたばかりで、
給料だって安定しているとはいえ、格別いいわけではありません。
10代の男の子ですから、欲しいものはいくらでもあるでしょう。
携帯、カメラ、ゲーム機、自転車、バイク、服、酒、恋人…。
それが、給料が入ったから妹を呼びよせる、なんて、もう…なんと言うか…感無量です。
ジョネル、ダーウィン、インダイの3兄弟が、幸せに暮らせることを心から祈りたいと思います。
インダイ、本当によかったね、おめでとう!!
我らがヒーロー、「宇宙戦隊NOIZ」がまたダバオでライブです!
NOIZは日本のロックバンドで、8年前からずっとHOJを支援し続けてくれているんです。
歯ブラシ配りに始まって、奨学金プロジェクト、日本でのコンサートにスカイプで参加させてもらったり、
さらにはPV撮影にバックダンサーで参加させてもらったり…と、本当に濃い交流を続けています。
HOJだけでなく、レイテ島の台風被災地のためにも支援活動を続けており、
義援金や支援物資といった活動にとどまらず、彼らにしかできないかたちで被災地を勇気づけています。
それは「日本のバンドである彼らが、フィリピンの歌をフィリピンの言葉で歌う」という活動です。
アニメやゲームといった日本文化に親しんでいる、フィリピンの比較的裕福な若者層に向かって
「もちろん俺達もがんばるけど、本当にフィリピンを助けられるのはフィリピン人である君達なんだ!」という
メッセージを投げかけて大反響をよび、こちらのニュースや新聞でも頻繁に取り上げられています。
今回のダバオでのライブにも、HOJのこどもたちとNOIZ奨学生たちを大勢招待してくれました。
楽屋にも呼んでくれて、みんな超感激です!
NOIZのおかげで大学を卒業できた奨学生のマイマイが、奨学生を代表して感謝のスピーチ。
彼女は近々教員資格試験を受験予定です。応援よろしくお願いします!
コンサートがはじまり、会場は大熱狂!
このために帰省先から飛んできたミッチーやメイアンも大はしゃぎです!
ちなみにメイアンはこの6月からNOIZ奨学生として大学に通う予定です。
そりゃあ大ファンになるに決まってますよね!
コンパクトデジカメで撮ったので音質はひどいですが、会場の雰囲気と、
HOJの子たちの盛り上がりっぷりを見るために、動画もアップしました。ぜひご覧ください!
コンサートのことを「ライブ」といいますが、この言葉は、こういうコンサートのためにあるんだと思います。
単なる音楽の発表ではなく、命を注ぎ、夢を育み、魂が暴れるような場が生まれてこそライブです。
宇宙戦隊NOIZのみなさん、本当に素晴らしい「ライブ」をありがとうございました!