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    29
    大ニュース!ジェプリルの夢が叶いました!

    今日は、めちゃくちゃうれしい大ニュースがあります。
    なんと、ジェプリルの両親がHOJにやってきたんです!!

    実はジェプリルの両親は、とある容疑で、9年間刑務所に入れられていました。
    ろくな裁判もなく刑務所に入れられ、ずっと無罪を主張していたんですが、
    それが9年もたって、「証拠不十分」として、ついに釈放されたんです。

    さっそく今週末を一緒に過ごすことにしたジェプリル。

    本当はすぐにでも家族での生活を始めたいところですが、
    ジェプリルの学校のことや、親の生活基盤のことなどもよく考え、話し合ったうえで、
    それは決めていくことになります。

    「そうだ、お前の学校の先生にもあいさつしなきゃな」と言いだしたお父さん。
    さっそく3人で歩いていくことになりました。
    親と手をつないで学校へ行くこと」。ジェプリルが、6年間ずっと夢見ていたことです。

    こちらはジェプリルがHOJにやってきて、学校に通い始めた頃の写真。(ジェプリルは写真左端)

    この頃から、ジェプリルはずっとこの日を、待っていたんです。

    学校の先生に、ジェプリルが紹介しました。
    「先生、これが僕のお父さんとお母さんです。僕の信じていた通り、無罪だったんだよ。」
    事情を知っている先生は、泣きださんばかりに喜んでくれました。

    3月にひかえている、ジェプリルの小学校の卒業式が、さらに待ち遠しくなりました。
    ジェプリル!これで成績悪くて卒業できなかったら元も子もないぞ!(笑)がんばらなきゃな!

    というわけで、今晩は祝杯です!ジェプリル一家の幸せに!乾杯!!


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    28
    24枚入りビスケット3袋を12人で分ける

    昨晩、こどもたちに配ってやろうと思ってビスケットを買ってきました。
    1袋に24枚入っているやつを、3袋ほど。で、配るときに、ちょっとした好奇心&意地悪でこどもたちに聞いてみました。
    「1袋に24枚入ってて、3袋あって、ここには今12人いるんだけど、1人何枚ずつ配ればいい?」以下、こどもたちの反応。ミナラ
    「えーと、24が3つだから…24×3で…4×3が12で…3×2が6で…1くりあがるから…72?
    それで…72割る12だから…えーと……5?6?あれ?」

    これは真面目に24×3÷12と順番に計算したんですね。さすがは中学生。
    でもまあ、計算には時間がかかりすぎです。あと、72÷12を暗算ではできなかったようです。
    「24枚を12人で分けるのを3回やる(24÷12×3)」と考えればもっと簡単なんですがね。

    ロジャー
    「…(ミナラの計算を横で待っている時間)……72!72!!72だよ、72!!!
    …(またミナラの計算を横で待っている)……6だよ!6!!6!!!」

    ロジャーのは「ハイエナ戦法」ですね。学校のテストではゆるされないでしょうが、
    「自分には分からないことは人に任せる」というのはある意味では正しい判断です。
    さも自分の出した答えのように大声で答えを宣言するのはどうかと思いますが。(笑)

    ジェプリル
    「1…2…3…4…(1枚ずつ数えている)………71だ!」

    問題を出した瞬間に1枚ずつ数えだしたジェプリルには笑いました。なるほど、そうくるか、と。
    確かに実物がその場にあるなら、数えた方が早いかも。実際、ミナラの計算より早かったですし。
    ただ、数え間違いがあったのが残念でした。
    配るときはたぶん1枚ずつ配るのを何回も繰り返すんだろうなあ。実直なやつです。

    クリスチャン
    「80枚くらいあるから、ひとり6枚だよ」

    クリスチャンは直観で即答してきました。全体の数字は少しズレてますが、
    最終的な答えは合っているというのがすごいです。
    たぶん、「このくらいの量をこのくらいの人数で分けるならこのくらい」という
    目分量の感覚がいいんでしょう。成績には結びつかないけど、生活には困らなさそうです。

    他の子の反応も見てみたいので、年が明けてみんな戻ってきたら、
    またこういう問題を出してみたいと思います。


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    06
    18
    クリスティンの弟たち

    今日は、HOJから車で20分くらい山に入っていったところにある、クリスティンの家へ行きました。

    いや、「家だったところ」と言った方が正確でしょうか。
    クリスティンは12人兄弟なんですが、元の家はもう空で、現在は全員がバラバラに暮らしています。
    中には、親戚や知り合いの家を転々としている子もいる、ということで、
    その子たちがHOJで一緒に暮らすことはできないかと、調査に行ったわけです。
    何もないガランとした家で、0歳と3歳の弟に再会したクリスティン。
    0歳の子は親戚であるアルソンやメイアンの実家で、3歳の子は近所の家で養われています。
    3歳の子のほうは、近いうちにHOJに入れそうな感じです。名前はアルバートです。
    ジェレミーのいい遊び仲間になりそうですね。
    そして、近所の牧師さんの家で養われている12歳の弟、アレクサンダーのところも訪ねました。
    この子もHOJで暮らすことになりそうです。これまであちこち転々とし、学校にも行けなかったとのこと。
    「お姉ちゃんと一緒にうちに住むかい?こどもたちがたくさんいて、学校にも行けるよ。」と尋ねると、
    「住みたいけど…俺、汚い服しかないから…ダメでしょ?…」と答えました。
    なんだか思い出すだけで涙が出そうです。
    すぐにでもHOJに連れて行きたいところですが、一応、こういうときは役所を通すのがルールです。
    でも、月曜が急に国民の休日になったので、火曜まで待つことになりました。
    一緒に行けると思いこんでいた3歳のアルバートが、別れ際に大泣きしました。
    どうしてもクリスティンのそばを離れないので、
    結局クリスティンがおぶって、預けている家まで連れて行きました。
    なんとか一緒に暮らせるようにしてやりたい、と後ろ姿を見つめながら、強く思いました。
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