今日はスペシャルなビジターがHOJにやってきました。
プロの書道家4人によるパフォーマンスグループ、「書家s (ショッカーズ)」のみなさんです!
ダバオで開かれた日本文化祭に出演していた彼らが、HOJまで来てくれたんです。

それぞれが個人で、作品を売ったり書道を教えたりして「書家」として暮らしているそうで、
さすがに佇まいからしてタダモノではありません!

大迫力のパフォーマンスをしてくれた後は、こどもたちの挑戦コーナー。
え?書道ってそういうものだったっけ?というくらい
力強いショッカーズのパフォーマンスの影響をモロに受けて、こどもたちも豪快な筆さばきでした!
いやー、書道でこんなに人が笑顔になるなんて、正直思ってませんでした。すごいです!

これはぜひ動画で見てください。書家sのみなさんのパフォーマンスはもちろんのこと、
その影響を受けたこどもたちの渾身の筆さばきは必見ですよ!!
みんなで書いた作品を持って記念撮影。とっても楽しい体験ができました。

書家s のみなさん、本当にありがとうございました!
今日は夏休みらしい、のんびりとした一日を過ごしました。
庭の片隅の地面に石で絵を描いて「町」を作ってビジターにもらったミニカーで遊ぶこどもたち。
「家」「お店」「病院」などはもちろん「お墓」まであるのに、
「学校」がないのはこどもたちの深層心理の現れでしょうか。(笑)

それから私のところに来てレゴで遊びました。
新しく入った子たちも初めてのレゴに興味津々でした。
周りの子たちが「こうやって遊ぶんだよ!」と教えてあげる姿が印象的です。

いただいた絵本も相変わらずの人気です。
特にこの「ゴリラのパン屋さん」という作品は大人気です。
また新しい本をたくさんいただいたので、ビサイヤ語訳をつける作業をしたいところです。

ネコもこんな日にはちょうどいい遊び相手です。ジジの3匹の子猫のうち1匹を残しました。
名前は「ヤマト」です。クロネコですからねえ。(笑)
実家で夏休みを過ごしていたジェレミーは、一足先にHOJに戻ってきました。
やはり生活がギリギリで、毎日食事はバナナばかり、ときどき新興宗教系の集まりに参加して
ご飯にありついていた、ということですから、本当に生活は厳しいのでしょう。
HOJに戻ってきてゴキゲンのジェレミーです!

私の住んでいる「マミーズハウス」は居間が縁側のようになっているので、
こんなふうにこどもたちが集まって遊ぶにはちょうどいいんですが、
外と直結しているので、気をつけないとすぐに床がめちゃくちゃ汚くなります。
「汚い足で上がるの禁止」にしているんですが、なかなか全員に目が行き届きません。
ということで、「汚い足で上がった子が掃除をする」というルールを追加してみました。(笑)
楽しそうにワックスがけをするルベン。今度、「ベストキッド」っていう古い映画を見せてあげますかね。

レナンはヤシの実を半分に割ったタワシのようなもので床を磨いています。
この作業のことを「ランパソ」といいます。ヤシに関する語彙の豊富さ、言語マニアの私にはたまりませんね。
本来は片足は床について、片足で磨くんですが、調子に乗ったレナンは両足でやってます。
この数秒後にスッテンと転んだのは言わずもがなです。(笑)
特に何もない平和な日。こういう幸せをかみしめて暮らしたいと思います!
今日は早起きして朝の5時に準備を済ませ、レナンとルベンの実家がある町「カティイル」に行きました。
片道4時間以上かかる町への、日帰りというかなりの強行軍です。

2012年12月にダバオオリエンタル東岸部は巨大台風に襲われ、大きな被害が出ました。
支援金を集め、支援物資を届けに行きましたが、橋が流されていて途中までしか行けないほどでした。
まずは前回行った町「カラガ」の復興の様子をご覧ください。

壊れていた学校が修理され、屋根の飛ばされていた家が直され、川には仮設の橋がかかっています。
枝をもがれ、倒れていたヤシの木も、すっかり元通りです!
さて、橋がかかったので満を持してカティイルへ!
まだところどころ壊れたままの場所もありましたが、町の中心地は見事に復興をとげていました!

最初に立ち寄った素敵な公園。ストリートで生活していた頃はよくここで寝ていたそうです。
ある意味ここも「実家」だということで、自慢げに案内してくれました。たくましい子たちです。
それから2人のナビゲーションで本当の実家を目指します。町はずれの田園地帯の、小さな集落にやってきました。
思った以上に立派というか、まるでリゾートのコテージのような家が並んだ、なんとも素敵な集落です。
しかしその風景に何やら2人は落ち着かない様子…。どうやらこの家は最近建ったもののようです。

そんな村の中に、お母さんたちが住んでいるのを発見!約2年ぶりの再会です!
「弟が2人いる」と聞いていたんですが、どうも2人どころではなさそうですね?

話を聞いてみると、お母さんは10代前半で長男のルベンを産み、22歳の現在、8人のこどもがいるそうです。
若過ぎて育てきれなかった上の2人の息子が、自分に会いに来てくれたことが嬉しくて、大泣きしていました。

このコテージ風の家は、カトリック系の国際NGO「カリタス」からの支援で建ててもらったそうです。
こうやって本当に貧しい人たちに支援が届いているのを見ると、とても嬉しいですね。
復興が進んでいるとはいえ、6人のこどもを育てるだけでも手いっぱい、ということで、
ルベンとレナンはこれからもHOJで暮らすことを選びました。
それでも「自分にはちゃんと故郷がある」「自分には小さな弟妹がたくさんいる」
「自分に会って喜んでくれるお母さんがいる」ということは、彼らにとって大きな心の支えになるはずです。
これからの2人の成長にご期待ください!!
ちなみに、一緒にHOJに入ってきて、すぐに実家に戻れることになった仲間のノノイにも会ってきました。
相変わらずやんちゃそうでしたが、ちゃんと家族で暮らしていて、幸せそうでしたよ。ご安心ください!

今日の旅を動画にもまとめたのでぜひご覧ください。
「育てられなかった自分が恥ずかしくて目を合わせられなかった」と言った
お母さんとレナンの再会シーンは何度見てもグッときます。必見です!