満月の時期が近づいてきたので、今日はみんなでシャロームに潮干狩りに行きました。
満月と新月の時期には、干潮時には海岸線が500m以上も引くんです。
お目当ては基本的には貝ですが、探せば食べれるカニや、アメフラシの卵、そしてナマコなども獲れます。
ルベンは早々にターゲットをナマコに絞り、貝には目もくれません。大物狙いの性格が出ますね。

レナンは何枚か貝を獲って十分満足したのか、獲った貝を顔に張りつけて遊んでました。(笑)
カタツムリやタニシみたいにくっついて、移動するので「くすぐったい!」と言って大笑いでした。

そんなレナンを尻目に、ルベンは結構大きなナマコを次々とゲット!
大喜びで漁師さんに見せたら、「あー、そのナマコは、食べれると言えば食べれるけど…マズイぞ」
と言われ、残念そうに海に戻していました。なにごとも経験です!

コツコツと貝を獲っていたジェリカやジョリーナのおかげで、かなり貝はたくさん集まりました。
現地の人はこれを生のまま、酢をつけて食べちゃいますが、私は怖くてできません。
ビジターの方も、貝を勧められた時は自己責任でどうぞ。

おいしい種類のナマコも少し獲れたので、カテリンが料理に挑戦です。
包丁を入れようとした途端に、オシッコのように水がピューっと飛び出して、びっくりして飛び上がってました。(笑)

それにしても、ナマコを最初に食べた人は、本当にすごいですね。よほどお腹がすいていたのでしょう。
そう言えば、さっきの漁師さんも「マズイ」と知っていたということは、食べてみたってことなんでしょうね。
私たちの食生活や食文化は、そういう先人たちの試行錯誤の上に成り立っているわけです。感謝ですね!
ダバオに行って、DVDの発送作業を済ませました!
緩衝材つきのパッケージの中には、DVDと、こどもたち手書きのサンキューレターが入っています。

10日~14日で着くそうです。クラウドファンディングで支援してくれたみなさん、お楽しみに!

さて、最後の作業も終わったので、HOJに戻ったんですが、
日曜日だというのに街にも道にも誰もいない、不思議な気配。

いったい何が起きたのか?と思いきや…今日はマニー・パッキャオの世界タイトルマッチでした!
フィリピンの英雄的ボクサー、マニー・パッキャオは、実質10階級を制覇していると言われている、
ボクシング史上に残る選手です。貧しい出身ながら、自らの才能と努力でスターダムに上り詰め、
いまでは国会議員も務めるほどです。(写真はフィリピンのニュースサイトからの転載です)

彼の試合の日は、老若男女、貧富の差も宗教の壁も超えて、すべてのフィリピン人がテレビにかじりつきます。
普段は渋滞している道にも、車は一台もありません。軍や警察による検問もありません。
これじゃあ反政府組織は移動し放題じゃないか、とも思いますが、ご心配には及びません。
彼らもテレビにかじりついているからです。
数年前、人質をとって山にたてこもっていた反政府組織の末端構成員たちが、
「このままではパッキャオの試合が見れない」と言って人質を解放して投降したのは有名な逸話です。
HOJに到着したとき、全部で12ラウンドの試合はすでに半分が終わっていましたが、なんとか間に合いました!
スタッフたちもこどもたちもテレビにかじりついて応援しています。
言い方は悪いですが、貧しい出身のフィリピン人が、アメリカ人をボコボコに殴っているわけですから、
ずっといろいろな国に搾取されてきたこの国の人たちにとっては、留飲の下がる思いでしょう。

KOこそとれませんでしたが、判定結果は3-0でパッキャオの圧勝!
スタッフたちは「KOすると番組が短くなって広告収入が減るから、わざとKOしないんだ」と言っています。
そのくらい、パッキャオの強さを信じているのでしょう。
ちなみに男の子たちはさっそく「ぼくもボクサーになる!」とボクシングごっこに余念がありません。
台風の被災地などへの支援活動でも有名なパッキャオ氏。
そろそろ年齢的には現役はつらいでしょうが、第二、第三のパッキャオが育つまでは、
フィリピン人の希望として、もう少しがんばってほしいところですね!
先日、マティの州立大学で卒業式が行われ、NOIZ奨学生が2名、無事に教育学部を卒業しました!
パーリージョイ、マイマイ、おめでとう!そして宇宙戦隊NOIZと隊員のみなさん、本当にありがとうございます!!
HOJと日本のロックバンド「宇宙戦隊NOIZ」が交流を始めてから約8年。
ついにこのプロジェクトもここまで来ました!
フィリピンには「義務教育」という制度はありません。中学校までは原則授業料は無料と言われていますが、
実際は制服代、学用品代、そしてイベントのたびに徴収される学級費などが払えずに学校に行けなくなる子がたくさんいるんです。
(写真は漁村の子たち。小学校を卒業するのはこのうち半分くらい)

そういう子たちを支援するためにHOJでは1999年に「カシンカシン奨学金」というプロジェクトを立ち上げ、
主に小中学生を対象に、修学支援をしてきました。
しかし、フィリピンの物価の高騰と円安の影響で、少しずつ支援できる人数が減ってきていました。
そんなときに奨学金の話を持ちかけてきてくれたのが、宇宙戦隊NOIZです。
オリジナルTシャツや特別ライブなどで資金を集めて、毎年持ってきてくれるようになったんです。
それを機に、支援の対象を大学生にまで広げることにしました。
貧しくとも優秀な若者が社会進出することこそが、貧富の差が開いて行く一方のフィリピン社会への、
歯止めになると信じたからです。そしてそれは、HOJのこどもたちにとっても、よき見本、よき目的となるはずです。

2012年に「NOIZ奨学金」を始めて以来、教育学部、経営学部、農学部、警察学校、職業訓練校などの、
いろいろな分野で、14人の若者が勉強しています。

その中の2人が、今年度、ついに大学を卒業したんです。
2人とも、勉強はできるのに、経済的な理由で大学を途中でやめなければならない状態だったところを、
宇宙戦隊NOIZのおかげで学業を続けることができました。
これから2人は7月の教員資格試験に向けて猛勉強の予定です。応援よろしくお願いします!