金曜の夜は雷を伴う暴風雨だったので、今日のウラワビーチはまずはその片付けです。
いつも以上に枝や葉が落ちて敷地内は大変なことになっており、
なんとヤシの木が1本倒れてました。でもみんな協力し合って作業したのですぐにきれいに片付きましたよ。
みんな、よくがんばった!

さて、作業終了、泳ごう!と行きたいところですが、なんと今週末から町に「遊泳禁止令」が出てまして。
なんでも「あの町は規制が緩いらしい」という噂で他の地域から泳ぎに来る人が後を絶たないようで、
人の往来規制するために、いっそ丸ごと禁止してしまおう、みたいな事情らしいです。うーん…。
でも、禁止されているのは遊泳のみで、土地の所有者が自分たちでそこで遊ぶこと自体は禁止されていません。
なので、当面は土曜はビーチで泳がずに遊ぼう!ということにしました。
久々にチーム戦の鬼ごっこ「パーテンテーロ」をやったらみんな大興奮でしたよ。

鬼のマイカに捕まるというか吹っ飛ばされたクイニー。
兄弟同然に暮らすHOJのこどもたちの間にも、年齢差や性別の違いがあると、
微妙にお互いに遠慮や手加減があったりするんですが、実の兄弟姉妹だと本当に手加減無用になります。(笑)

パーテンテーロのあとはサンダルでやるドッジボールのような遊び「ラバイトゥガ」。
ジャンデルがすごく楽しそうにやっていて
「そういえばHOJに来て最初にビーチに来た時にこれやって大活躍だったよな?」って言ったら
本人もそれを覚えていたようで「うん!この遊び大好きなんだ!」と喜んでました。
まあ、その数秒後に頭にクリティカルヒットして泣きべそかいてましたけどね。

みんなで遊んでいる様子はぜひ動画でもご覧ください!
「海水浴」自体は他のレジャーに比べて格段に新型コロナ感染のリスクが低いはずなので
それを禁止するのはあまり科学的ではありませんが、
細かくルールを設定して適用するのが難しいので大雑把で厳しいルールが課される、というのはよくあることです。
たとえば「銭湯に暴力団員が来るのを防ぐために刺青での入浴を禁止する」とかがそうですね。
そう考えると、まあしょうがないのかな、という気もするので、ちょっと納得いかない気持ちもありますが、
ルールには従って、できる範囲で楽しめることを探していきたいと思います。
今日はひょこっと卒業生のアナマリスが顔を出してくれました。
何か用があったわけでもなく、なんとなく久々に顔を出してみた、みたいな感じです。
いやー、こんなふうに自然に来てくれるのは嬉しいですね!
ちなみに今は隣町に去年できたマクドナルドで働いているとのこと。
コロナ下でもフィリピンの人たちのファストフードへの執着は強いので、
テイクアウトでマクドナルドは結構もうかってるそうです。これからもがんばれー!

さて、午後になってカカオ農園から戻ってきたチョコ兄さんが
「農園にこんなヤツいて捕まえたんですけど、どうします?」と言って持ってきたのがこちら!
おお!ミンダナオミズオオトカゲ!ヤバい!かっこいい!どうしよう?!

…と思ったら、私が判断を下すより先に、勉強を終えて解放された男の子たちが
阿吽の呼吸のチームワークで、テキパキと以前使っていた、壊れた鶏小屋を修理し始めました。(笑)
おうおう、そうかそうか。そうだよな。よし、飼おう!

リッキーBがもちろん大喜びで、胴体にヒモをつけて散歩させてます。(笑)
爬虫類って、ワニみたいにお腹を引きずって歩くイメージがあると思いますが、
この種のオオトカゲは常に足を伸ばし、お腹は引き摺らずに歩くので、その動きは精悍で機敏です。
ほとんどの女子たちがキャーキャー言いながら遠巻きに見ている中、クイニーは興味津々な顔。
お、この良さが分かるか、クイニー?

日本でも飼育用にフィリピンのオオトカゲは販売されていたりして、(なんと2万~5万円!)
温度と湿度の管理さえすれば飼うのはさほど難しくないそうです。
その、温度と湿度の管理は、こっちでは必要ないですしね。(笑)
コロナでいろんなことが規制されている中、こういう+αな生活の彩りはとても大事です。
この個体はまだ40センチくらいですが、成長すれば1m以上になるそうです。
こどもたちと一緒に大事に育ててみたいと思います。
ネットの調子が悪くて昨日はブログの更新ができませんでした。すみません。
さて、今日は朝からリッキーBが「ジャグリングのボール貸して!」と言ってきました。
なんだ?勉強は終わったのか?と思ったら、「体育の課題で、何回できるか測るやつがある」とのこと。
面白そうなので自分の作業を一時中断して見に行くと、みんなで体力測定のようなことをやってました。
おお、なんだか楽しそう!
ところでリッキーB、ジャグリングする時に変顔するのは、まさか私の真似ってわけじゃないよな?(笑)

隣でジンジンがやっているのは「反射神経テスト」。
いつ落とされるか分からない棒を、落ちてきた瞬間にキャッチし、
キャッチできたなら、何センチのところでキャッチできたのか、と計測するというものです。
あ、これボクサーとかがやるやつですね。
リッキーBが意外と下手で、水中で泳ぐ魚を捕まえられるのに、なんで棒が捕まえられないんだ?と謎でした。
ちなみにジンジンは意外にも?結構な成績でしたよ。(笑)

こちらでやっているのは「バランス感覚」。
片足で立って何分持つか、というテストらしいんですが、はっきり言って簡単すぎて、
「ねえ、これいつまで続けなきゃいけないの?お腹がすくまでいくらでもできそうなんだけど?」と
アルバートがちょっと困ってました。何かやり方間違えてたんですかね?

私も一緒になっていろいろやってみましたが、まだまだこどもたちに負けない反射神経やバランス感覚でした。
意外に腕立て伏せとかプランク姿勢維持とかでも全然負けなかったのでちょっと嬉しいです。(笑)
そんな私は今、ひたすら「自分の講演の動画の編集」をしておりまして、
もう自分の声と顔は見たくない、という毎日です。

オンライン講演の依頼がたくさん来ていてありがたいんですが、やはり時々ネットの調子はよくないんですよね。
なので、もしつながらなかった時のために、動画を撮ってアップしておこう、ということなわけですが、
いやー、こどもたちが遊んでる動画を編集するのと違って、これは大変です。
世のyoutuberという人たち、すごくがんばってるんだなあ、と思いました。
よい子のみなさん、Youtuberになるのはあんまりお勧めしませんよ!(笑)