年末をジャンデル、ジャンジャンとのんびり過ごしてます。
今日は市場を一緒に散歩。途中のパン屋で「自分たちのお小遣いでお菓子買って食べる!」と言うので、
飲み物代だけ出してやることに。「1本しか買わないからちゃんと均等に分けろよ!」と言ったら
大雑把なジャンジャンと細かいジャンデルの性格の差が出て面白かったです。
HOJに戻ると、なんとジャンデルのお母さんが来ていました。
ダバオで働いているお母さんとはなかなか連絡がつかず、今回の里帰りはあきらめていたんですが、
1/2まで休みがとれたので一緒に年末年始を過ごせるように、と迎えに来てくれたんです。
そんなわけでジャンデルは急きょ、3日間だけ里帰りすることに。
ジャンデル、親族のみんなと愉しんでこいよー!
さらに、アイダさんが急用でダバオに行くことになり、HOJには私とジャンジャンだけが残りました。
こどもと2人っきりとか、長年ここで暮らしてましたけどなにげに初めてです。
よし、思いっきり楽しむぞー!
一緒にご飯を食べた後、急に土砂降りになったので、これは遊ぶチャンス!
さっそく着替えて土砂降りの中でチャンバラごっこをしようと思ったら、
さあ勝負!というところで雨がやんで青空が広がってしまい、
「晴れた空の下、何故か水着姿ではしゃいでる大人とこども」という
なんとも間抜けな図になってしまいました。(笑)
というわけで、2人での年越しという、予想とだいぶ違った展開となりましたが、
この、めったにない非日常を、大切に楽しみたいと思います。ジャンジャン、今日は眠くなるまで起きてていいぞ!
年末ということで、2021年の会計報告です。
約570万円の収入に、550万円の支出。なんとか予算内で運営することができました。
みなさんご支援ありがとうございます!
去年と同様に収入はそのほとんどを寄付に頼るかたちとなりました。
私がスタッフになった2008年以来、寄付だけに頼らずにやっていけるようにと
滞在費、講演料、楽器製作販売といった方法を模索してきて、
2019年までは結構うまくいっていたんですが、やはり人の行き来がないとこういった収入源は途絶えてしまいます。
それでも十分な資金が集まったのは、本当に日本にいながらにして私たちのことを
常に気にかけてくださっているみなさんのおかげです。本当にありがとうございます!
支出の方は去年とほぼ同様です。
現地スタッフの給料である人件費と、こどもたちの生活費がその大半を占める運営費は抑えるわけにはいかないので
コロナ以前とほぼ同じくらいかかっていますが、壊れた物を自分たちで直す、中古品を譲ってもらうなどの
知恵を使って、設備費をかなり抑えることができました。このあたりは頼もしいスタッフたちに感謝です。
そして、これは去年も言いましたが、2019年の火災で建物の改築、車の買い替えなどを一気にしておいたおかげで、
去年と今年はメンテナンスにかかるお金が少なくて済んでいる、という一面もあると思っています。
改めて、火災の時に支援してくださった皆様に感謝したいと思います。
みなさんが託してくれたお金を、なるべく無駄にせず、なるべくこどもたちの笑顔に直接つながる形で使うこと。
烏山さんがそうだったように、常にみなさんの顔を思い浮かべ、感謝をしながら、
来年もなんとかこの施設を運営していきたいと思います。
今後とも暖かくみまもっていただければ幸いです。
台風警報が解かれたので、ずっと行きたかったウラワビーチへ!
台風はさほど成長せず、熱帯低気圧のまま別ルートに逸れてくれたんですが、
とはいえ海は風が強く、波も高い大荒れ状態。
こどもが大勢いたならちょっと目が届かないので泳ぐのを禁止にするかもしれないレベルでしたが、
なんてったって今はこどもは2人だけ。私が付きっ切りで一緒に遊べるのでノープロブレムです。さあ、泳ぐぞ!
風が強くて寒いので猫もめっちゃ寄ってきます。
これまたこどもが少ないので1人に3匹ずつくらい猫が集まるのでもう猫好きにはたまらん状態ですよ。
遊びの最中にジャンジャンがふざけて「魔法の呪文」として「モレモレ~」と叫んだんですが、
この響きが妙にツボに入って、そこから何故か「全部モレモレだけでしゃべる」遊びが開始。
食事の準備を全部「モレモレ」だけで会話しながらやったら、終始大爆笑でした。
なるほど、この呪文は作業を遊びに変えちゃう魔法だったようです。
荒れてる海を見ると大声で歌いたくなるものですが、
楽器で練習してる曲を階名で歌いだしたらこれまた超楽しくて、
浜辺で歌ってみてから、波打ち際で歌い、最後には波をかぶりながら熱唱するという謎の遊びに発展しました。
いやー、これは楽しい!
最高にはしゃぎまくるジャンジャンとジャンデルの様子をぜひご覧ください。
今日の動画は永久保存版の楽しさですよ!
今日も「少人数だからこそ」の楽しみ方ができました。
2人が寂しさを感じる時間よりも「こういうのもたまにはアリだな」って思える時間が長いような日々にしたいと思います。