今日は土曜日、ウラワビーチに行く日です。
フィリピンではビジターをもてなすといえば「豚の丸焼」です。
生きている豚の屠殺から皮をはぎ、丸焼にするまでの全工程を、
学生たちは怖がりながらも、真剣に見つめていました。
日本で暮らしていると、生き物の命を食べて生きているっていう実感が薄れますよね。
いつもそんなことを考えているのも重苦しいですが、忘れてはならないことだとも思います。
ま、それはさておき、ビーチで今日は派手に遊びまくりました!
砂遊び、潮干狩り、バレーボール、サッカー、おにごっこ……学生ってさすがに体力ありますね。
さすがに疲れて一休み。
そんなとき、とりたてのヤシの実のジュースほどおいしい飲み物はありません。
フィリピンのシンボル、カラバオ(水牛)にも乗ってみました。
乗り手がなめられると、水牛は指示に従わず、一目散に草を食べに行きます。
ちゃんと乗れた学生は……何人いましたかね?
夕方、日本福祉大の学生たちは、シャロームハウスのある「バイバイバトバト村」に行きました。
そこの人々の生活を見て、感じて、話を聞いてみるという「社会科見学」です。
孫が23人いるというおばあちゃんと一緒に貝を採るこどもたち。
電気のない小さな家に、家族11人でよりそって暮らす人々。
学校には途中で行かなくなって、すっかり一人前の漁師になっている同年代の若者たち。
はたしてこの生活を、「貧しくてかわいそう」と思うのか。
それとも「なんだかうらやましい」と思うのか。
この体験を、ゆっくり消化してほしいと思います。