ハウスオブジョイでは毎年2回クリスマスパーティーをやっています。
1回目は日ごろお世話になっている近所の人たちを招いて行う「オフィシャル」パーティー。
そして2回目は、自分たちのためのパーティーです。
明日がいよいよそのオフィシャルパーティー。
市長さんや警察署長さん、村会議員さんたちなどが来ることになっており、
こどもたちはダンスや歌の練習に余念がありません。
飾り付けの準備もいよいよ追い込みです。
卒業生のパーリージョイや、NOIZ奨学生の大学生たちが手伝いに来てくれています。
滞在中のアヤさんも協力してくれて、作業がぐんぐん進みます。
「ちゃんと手伝った人だけ飲んでいい」と言ってコーラを差し入れしたら、
ダンスの練習が終わって部屋に入ってきたロジャーが
「あー喉乾いた!ちょうだいね!」と言って、ゴクゴクと飲んでしまいました。
「手伝った人しか飲んじゃダメなんだよ!」とみんなに詰め寄られ、
「じゃあ僕が片付けるよ、と言って、ロジャーは大慌てでテーブルを拭き始めました。(笑)
こういうところが憎めないんですよね、ロジャーは。
飾り付けの準備で、ウィリアムが缶詰の空き缶を切り取って、なにやら作っています。
キャンドルを置く台かと思ったら、オイルキャンドルにするんだそうで。なかなか洒落てますね。
こういう作業を間近で見ているこどもたちは、何か自分も工作がしたくなるものでして。
そんな心理をうまく利用して、竹サックス製作も順調です。(笑)
これは、「内側にヤスリがけをする」作業です。
なんだか水鉄砲みたいで楽しいらしく、奪い合うように手伝ってくれました。
もちろん自分たちで作った竹サックスは、吹いてみたくなるに決まっています。
音を出すのが難しいと言われている竹サックスですが、ロジャーやドドンはもちろん、
3年生のジルマーや、1年生のジェレミーだって音が出せるんですよ!
しかも、ジルマーはなにげに結構上手で、
左手だけを使って「キラキラ星」が弾けるようになるまであと一息、というところです、
いやー、英才教育!今後の成長が楽しみですね!!