日曜日も土曜に引き続き快晴!本当に久々に、シャロームのサンゴ礁で泳ぎました。
きのう誕生日だったレナンと、最近ちょっと男気のある行動を見せて、
私の中で株が急上昇中のエリックを連れて行きました。
二人ともシャロームのサンゴ礁は初めてだったので、
「深い!」「青い魚がいる!」「黒い魚もいる!」「ぼくにも潜り方を教えて!」と大はしゃぎでした。
日本から遊びに来てくれたアイザワさんも一緒に泳ぎました。
2泊3日の短い滞在でしたが、基礎体力がすごいのか、
ウラワビーチではこどもたちとたっぷり海で遊んでくれましたし、
バレーボールも盛り上がりました。
サンゴ礁でも縦横無尽に泳ぎまわり、私でもついて行けないほどでした。
健康な歳の取り方を私もそろそろ考える時期なので、秘訣を教えてもらいたいです。(笑)
アイザワさん、滞在ありがとうございました!
そして昨日の昼はフィリピン人にとってはいわば国民的行事、
英雄的ボクサー「マニー・パッキャオ」の試合の日です!
みんなでテレビに食いつくようにして、観戦しました!
10年以上にわたって無敗のチャンピオンとして君臨し、
実質8階級制覇した「史上最強のボクサー」との呼び声も高いパッキャオですが、
去年、まさかの敗退を喫し、年齢的にも「そろそろ引退か?」と言われていました。
ミンダナオ島の地方都市の貧困層に生まれ、自転車タクシーの運転手や
港での荷揚げの仕事をしていた少年が、世界最強のボクサーになって
一晩で30億円のファイトマネーを稼ぐようになった、というのは、
フィリピンの人たちにとって、希望でもあり、誇りでもあるんです。
特に今、フィリピンは大きな台風に見舞われて、つらい時期です。
「自分の試合でレイテの台風被災地の人たちを元気づけたい」
と言ってパッキャオは、地震の引退もかかったこの試合に臨みました。
結果は…パッキャオの圧勝!
普通なら2連打しかできないようなタイミングで、パッキャオは4~5連打します。
しかも、そのひとつひとつのパンチの音のすさまじいこと!
ガードの上からでも相手にダメージを与えているのが画面から伝わってきました。
パンチがヒットするたびに歓声を上げ、少しでもピンチになるたびに必死で応援するこどもたち。
特にカテリンの反応が大きくて、みんなで大はしゃぎしながら見ました。
慈善活動でも知られているパッキャオ。
きっと今回のファイトマネーからも、多額の寄付をレイテにすることでしょう。
もう少し、フィリピンには彼のような「英雄」が必要です。
年齢的につらいかもしれませんが、「次の英雄には僕がなる!」と
クリスチャンがさっそくボクシングごっこをしています。
クリスチャンが成長するまで、パッキャオさん、もう少しがんばってください!