ハウスオブジョイはクリスマスの準備にとりかかっています。
クリスマスツリーを作ろう!ということになったんですが、
モミの木なんて熱帯の島にあるわけがありません。
ということで、スタッフたちが枝ぶりのいい木を取ってきました。
木の皮を刃物で丹念に剥いでいくと、きれいに真っ白になってとてもきれいなんです。
この作業を、今日はスタッフ総出でやりました。
昼休みに学校から戻ってきたこどもたちもお手伝い。
なんだかとても楽しそうですね。
こういう作業のいいところは「おしゃべりしながらできる」ことです。
ヤシの葉からホウキをつくる作業「バゴス」や、
トウモロコシの粒を芯から取る作業「ルボ」もそうですね。
この「剥ぐ」作業はビサイヤ語で「キスキス」といいます。
刃物の錆を落としたり、魚の鱗を取る作業も「キスキス」です。
なるほど、確かに全部似たような感じの作業ですよね!
ちなみに私はキスキスには参加せず、「竹琴(ちっきん)」の低音部を作るために、
ひたすら竹を切ってました。ちょうどいい音階にするためには、あと1センチ、
まだ低いのでもう5ミリ、まだちょっと低いのでもう3ミリ…と、少しずつ切らなきゃいけないんです。
なにげにすごい重労働なんですが、やっぱり竹で楽器を作る歓びは格別です!
ReadyForでやっている「竹音楽隊」プロジェクトもいよいよ始動です。
みなさん、お楽しみに!!