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    08
    3年前に空港で出会った若者が…

    3年前、私がマニラの空港で飛行機を待っていたときに、
    たまたまそばにいたバックパッカー風の若者と話が盛り上がって、
    「ミンダナオでHOJって孤児院をやってるから、いつか機会があったら来てみて!」と言ったら、
    なんとこのたび、本当に友達を連れて遊びに来てくれました!

    シュウゾウくんはとても面白い経歴の持ち主で、10代の頃から自分で頭を使ってお金を稼ぎ、
    それを資金にして20代の前半に2年かけて世界中を回り
    現在はその経験を生かして、旅行業を始めようとしているそうです。

    「ビジネスをしていると、どうしてもお金という価値観に振り回されてしまうんですよ。
     そうならないためにも、私はハウスオブジョイみたいな活動に関わりたいんです。」
    と言ってました。いやー、かっこいい若者もいるもんです。今後ともよろしく!

    先日から来ているマユミさんが「養子縁組」に興味があるということで、
    ビジターみんなを連れて近所の乳児院「エンジェルハウス」に行ってきました。

    フィリピンでは、里親と施設が直接交渉して養子縁組することが法的に厳しく禁じられており、
    必ず政府機関が仲介してプロセスを進めて行くことが義務付けられています。

    なので、書類をそろえるだけでも大変で、「養子が欲しい!」と思ってから、
    実際に一緒に暮らせるようになるまでには、少なくとも2年、長い場合は5年もかかるそうです。

    施設を運営しているイギリス人、デービッドさんにそれは大変ですね、と聞くと、
    「簡単に養子がもらえる国もあるけど、そういう国では、
     その子が本当に孤児なのかどうか分からないし、健康状態や生い立ちも分からない。
     後になって『俺が親だ』みたいな人が出てきてトラブルになるケースも多い。
     時間はかかっても、フィリピンの養子縁組制度はいい制度だと思う」
    と語ってくれました。なるほど、言われてみれば確かにそうかもしれませんね。

    さて、空手家のゲンリュウくんは、シャロームハウスの浜から石を持ってきて、
    HOJの庭に飛び石をつくるプロジェクトを始めました。

    そういえば、私が高校生くらいのとき、異種格闘技戦が流行り出して、
    グレイシー柔術が急に注目されだした頃、最強の男、ヒクソン・グレイシー
    どんなトレーニングをしているのか?というインタビューに、
    「なるべく重たい石を持って海岸を走るんだ」と答えていたのを思い出しました。

    なるほど、科学的なトレーニングよりも、効果がありそうな気がしますね!

    大雨が降るとHOJの庭は部分的に洪水状態になり、歩けなくなってしまいます。
    みなさんがHOJに遊びに来る頃には、この飛び石が活躍してくれるかもしれませんよ!


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