ここ数日、天気が悪くて、サンゴ礁に遊びに行ったり、川に遊びに行ったり、
夜光虫ダイビングをしたりする予定がすべてキャンセルでした。
遊びにきてくれたみなさんには申し訳ありませんが、天候ばかりはどうしようもありません。
今のところ「大きな被害」は出ていませんが、漁師の村では事態は深刻です。
シャロームの村の漁師たちと話したら、海が荒れていてもう1週間近く漁に出ていないそうで、
食卓には魚はもちろん、米もなく、バナナと干し魚の端切れを食べる毎日だそうです。
村のこどもたちはそれでも元気ですが、やっぱり今日は走り回って遊ぶ子の姿はありません。
シャロームハウスの管理人として働いているメラニーさんが、
近所の子にそうじを手伝わせて、ちょっと食事を分けてあげていました。
給料という現金収入のある彼女が、こういうときに周りを支えているんですね。
私たちもシャロームのサンゴ礁ではいつも楽しませてもらっていますし、
村の人たちの温かいもてなしにはいつも助けられています。何かできることを考えたいですね。
ちなみに神父さんが住んでいた「マングローブハウス」も、台風の波で損壊していました。
このまま放っておくと、もっと崩れて木も全部波にさらわれてしまう、ということなので、
潮が引いたタイミングで、解体して、使える木材をとっておくことにしました。
この作業も地元の漁師さんたちが手伝ってくれるということなので、
家族で1日ごはんを食べれるくらいは謝礼として渡そうと思います。
まだ台風の脅威は去っていないとのことです。
みなさん大きな被害がないことをお祈りください!