• 09
    19
    偏見から解き放たれるような「出会い」

    ウィリアムがHOJの庭の一角を菜園にしています。昔からこういうの好きなんですよね。
    今植えているのは主にゴーヤ。常夏の国フィリピンでは、ポピュラーな食材です。

    私の好物のモロヘイヤも植えるように頼んでおきました。
    これで栄養バランスはバッチリですね!

    今日は、金沢星稜大の学生たちを小学校に連れて行きました。

    11人の学生全員が教育学部で、小学校教師志望ということなので、
    単に授業を見学するだけでなく、授業補助をしたり、
    ワークショップをしたりさせてもらえる学校を探したところ、
    ウラワビーチのそばの全校生徒数150名足らずの
    小さな小学校が受け入れてくれることになりました。

    この小学校に通うこどものほとんどが、イスラム教の家庭のこどもです。
    そして、ほとんど全員、親は漁師です。

    日本にいるとイスラム教というものに関するニュースは「テロ」とか「過激派」なんていう
    偏ったものばかりですが、実際にイスラム圏を旅行すると、
    むしろ親切で、人懐っこく、家族仲がとてもいいことに気づかされます。

    幼稚園の授業補助をしたり、先生が急用でいない間に代理授業をさせてもらったり、
    授業内容を変更して、日本文化の紹介をさせてもらったりと、
    本当にいい経験と交流ができました。

    学生たちもこどもたちとの出会いで、「イスラム教」に対する偏見なんて
    ふっ飛んだんじゃないでしょうか。

    悲しいことに、偏見をあおることによって対立を際立たせ、
    宗教を大義名分にして利権争いに勝とう、というのが、今起きている民族紛争の実情です。
    みなさんもニュースで見たかもしれませんが、
    今、ミンダナオ島西部は、かなり緊迫した状況なんです…。

    偏見をあおるのではなく、出会い、交流することが、平和への唯一の道だと私は思います。

    HOJに来るビジターたちが、滞在する中で、「偏見」から解き放たれていけるような
    「出会い」を、これからもプロデュースしていきたいと思います!


    JOIN TO JOY会員募集中!登録はこちらから!

    HOJも大助かり!お買い物は便利なアマゾンで!


    『歓びの家(House of Joy)を支える会』に、いいね!やシェアだけで支援金を届けられます。~ NPO/NGOを誰でも簡単に無料で支援できる!gooddo(グッドゥ) ~





おすすめの記事