日本に来ております!
今日は摂南大学を訪問し、8月にHOJに研修に来る学生たちと会ってきました。
滞在中の活動について話し合い、特に「こどもたちが学校に行っている間に何をするか」を
みんなでアイディアを出しあい、考えました。
たくさんのアイディアが出て、これからの滞在を考えているみなさんの役に立つ情報なので、
これから何回かに分けて、活動例を紹介したいと思います。
今日紹介するのは「ホウキ作り」です。
これまでも何度かブログで紹介してきましたが、ホウキ作りはフィリピンの田舎では、
生活に密着した重要な文化です。ぜひみなさんに経験していただきたいと思います。
まずはウラワビーチに行き、ヤシの木に登ってヤシの葉をとります。
…って、そんな作業はさすがにみなさんにはできないでしょうから、
これはジェイソンやウィリアムに活躍してもらいます。
そうやってとった葉を、葉の芯だけ残して葉っぱ部分を刃物で削ぎ取ります。
この作業を「バゴス」といいます。
作業に使う刃物も、ビールやコーラのフタを石でたたきつぶして縁を研いで作ってもらいます。
この刃物にも名前があって、「タンサン」と呼ばれています。
きれいに「バゴス」し終わったら、ナタで長さを切りそろえ、
最後にゴムひもで束ねてホウキの完成です!
作ったホウキはお土産として日本に持って帰ってもいいでしょうし、
HOJのこどもたちにプレゼントしてもいいでしょう。
毎日使うし、少しずつ傷んでいくものですからね。いくつあってもありがたいです!
ちなみに同じものが無印良品ではひとつ1000円で売られています。
http://www.muji.net/foundmuji/2012/03/031.html
たくさん作れば日本で売れるかもしれませんね!(笑)
さあ、みなさん、Let’s バゴス!