これまで、計13年間HOJのために働いてくれたスタッフのヴィックヴィックさんが、
60歳の誕生日を迎えたことを期に、定年退職することになりました。
ヴィックヴィックさんはずっとハウスオブジョイの「小さい男の子担当」でした。
ロジャーにとっては、赤ちゃんのときからずっとそばにいた実の親以上の存在です。
お別れのメッセージを言う時に感極まるのも無理はありません。
ロジャーだけでなく、ノエルやジョネルも感謝の涙を流していました。
どれだけこどもたちに慕われていたかがよく分かります。
3月に入ってきたばかりのレナンとルベンも号泣していました。
短い期間でしたが、二人にとって、マンダヤ語で話ができるヴィックヴィックさんは、
本当にかけがえのない存在だったに違いありません。
スタッフの中では、冗談担当というか、いじられキャラといった役回りで、
ヴィックヴィックさんの存在で、忙しい時期にどれだけ場が明るくなったか分かりません。
本当は去っていく自分が一番さびしいのに、湿っぽくなりがちなお別れ会を、
なんとか楽しいものにしようと、つとめて明るく振舞っているヴィックヴィックさんの姿を見て、
この人はHOJのこどもが笑えるように、ずっと支えてきた人なんだなと実感がこみあげました。
これからは畑でもいじりながら、今まで養ってきた甥っ子たちや
親せきたちに養ってもらって楽しく過ごすわよ、と明るく笑って去っていきました。
ヴィックヴィックさん!今まで本当にありがとうございました!