こどもたちがまた猫を拾ってきました。
2匹目の時点で「これ以上はダメだよ」と言ってあったんですが、
3匹目が真っ黒でかわいかったんでついOKしてしまったら、
案の定、4匹目を連れて来ちゃいました。
ここでOKしてしまうと5匹目、6匹目が来ることは必定ですが、
こどもたちの生い立ちを考えると「捨ててこい!」と言うのも忍びないです。
うーん、だれか近所の人でもらってくれる人が見つかればいいんですが…。
ちなみに今のところは「僕が育てるんだ!」と言ってレナンが面倒を見ています。
3月にHOJに入ってきて以来、怒られない日はないというくらいやんちゃなレナンですが、
びっくりするくらい甲斐甲斐しくこの猫の世話はしています。
これを機会に責任感とかが育てば言うことなしなんですけどね。
さて、今日もとってもいい天気!
海日和…と行きたいところですが、そう遊んでばかりもいられません。
今日は滞在中のウッチーくんと一緒に男の子たちが山に薪をひろいに行きました。
トラック一杯にひろってきた薪を、こんなふうにナタで割って使いやすい大きさにします。
この作業、めちゃくちゃ筋力トレーニングになるんですよ。
格闘漫画の主人公も必ず一度はやりますよね、これ。
HOJでは薪割りと言えばアルセルです。その黙々と薪を割る様は、ある種の聖者の趣です。
夏休みのアルバイトでダバオのマッサージ屋で働いていましたが、
それなりに稼いだので、兄のアルソンと交代して、こっちに戻ってきました。
なんと、稼いだお金でこどもたちにお菓子まで買ってくれたんですよ。
「気は優しくて力持ち」とはまさにアルセルのための言葉です!
割った薪を運んで雨に濡れない場所に持っていくのは小さい子たちの仕事です。
欲張って一度にたくさん運ぼうとするとたいてい途中でボロボロと落とすので、
少しずつ運べと言うんですが、やっぱり「たくさん運べるほうがかっこいい」という
男の子の意地みたいなのがあるんですね。みんな競ってたくさん担いで運んでくれます。
この子たちも10年後にはアルセルみたいに優しい力持ちになるんでしょうか?
いやー、なんだか想像がつかないですね。(笑)