• 05
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    「HOJ版人生ゲーム」の構想

    きのうのブログに書いた「HOJ版人生ゲーム」について問い合わせがあったので
    ここでその構想を説明したいと思います。

    みなさん、「人生ゲーム」は知っていますよね?
    スタートからゴールまでを人の一生に見立てたすごろくのようなボードゲームです。
    こどもの頃に一度はやったことがあるんじゃないでしょうか?

    人生ゲームでは、とまるコマによってさまざまなライフイベントがあります。
    学校に通ったり、就職したり、結婚したり、こどもができたり、
    事業を立ち上げて失敗したり、災害にあったり、宝くじが当たったりと、
    ひょっとしたら人生で起きるかもしれない」イベントが次々に起きて行くわけです。

    これを、HOJの子の人生に起きうるようなイベントで作ったら面白いと思いませんか?

    「小学校で落第して一回休み」とか、「奨学金をもらって溶接を学ぶ」とか、
    漁師になって働いてたら、サンゴ礁で真珠を見つけて10万ペソゲット」とか、
    ヤシの実が落ちてきて車が壊れて20万ペソ払う」とか、
    日本の人生ゲームとは全然違ったものになると思うんです。

    こっちの子が遊ぶのにも楽しいですが、それだけではなく、このゲームは日本のこどもたちが
    「フィリピンの田舎の人がどんな人生を送っているのか」を知るのに、またとない教材になります。

    どんな仕事につけるのか、給料はどのくらいなのか、こどもが何人くらいできるのか…?

    知るだけではなく、楽しみながら「疑似体験できるわけですから、その効果は絶大です。
    国際理解教育、平和教育、開発教育などの現場で大いに活躍してくれるはずです。

    そして、一番重要なのは「誰がゲームの勝者なのか」です。

    日本の普通の人生ゲームは、先にゴールした人が勝つわけではなく、
    最終的に一番多くのお金を持っていた人が勝ちですよね。

    でも、ここの子たちからすれば、「たくさん子孫がいる人が勝ち」なのかもしれないし、
    天国に行ける人が勝ち」なのかもしれないし、
    「一番人生ゲームを楽しんだ人が勝ち」なのかもしれないわけです。

    もしHOJでプロジェクトが成功したら、世界中のいろいろな地域でこんなのを作る方向に
    話を広げていけば、本当にすごいことになると思います。

    世界中の、どんな場所で暮らしている人たちにも、その人たちの人生があって、
    その人たちの幸せがある、ということを、こどもが遊びながら学べるわけですから。

    どこかの大学や小中学校、NGOなどと協力して、なんとか実現させたいと思っています。
    近いうちに協力を呼びかけますので、そのときはぜひよろしくお願いします!


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