陸路(青矢印)で被災地まで物資を届けるつもりでいましたが、
幹線道路が壊れていること、迂回路は雨続きでぬかるんでおり、大型トラックは通れないこと、
輸送中の支援物資を狙ったゲリラくずれの山賊が横行していること、などをかんがみて、
物資は他の信頼できる支援団体に託し、海路で被災地に届けてもらうことにしました。
個人的には「大司教区」とか「海軍」とかの手を借りるのは趣味に合わないんですが、
私の趣味よりも優先するべきことがあると思った次第です。
トラック一杯に物資を積み込んで、港のあるマティの町まで運びました。
ジェイソンが力仕事に大活躍!この細い体のどこにこんなパワーがあるんでしょう?
実際に物資を届けるのは、大司教区のスタッフたちです。
世界は狭いというか、私たちの顔が広いというか、
ここにも私やアイダさんの知り合いの知り合いがたくさんいました。
やっぱり一番信用できるのは「人と人のつながり」ですね。
もちろん文書も大事です。
ちゃんとした受領書、絶対に送り届けるという約束の書類ももらいました。
ということで、「米5キロ、飲料水1キロ、干魚200g、粉ミルク200g」の入った袋を、
1000人分、託してきました。ご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
できれば私も同行して現地の様子を報告したいんですが、「外人」の私が行くとなると、
軍人とかが護衛につくことになるそうで、そうなると、人数が増えるわけですから、
一回に船に乗せられる物資の数も減ることになります。
可能な限り、物資の行方は追跡して報告しますので、ご理解いただければ幸いです!