多くの子がハウスオブジョイを巣立っていき、また、新しい子が入ってきました。
だいぶメンバーも様変わりしたので、ホームページの「こどもたち」のページを更新しました。
顔と名前を覚えるとブログを読むのも、遊びにきたときも断然楽しいですよ!
http://hoj.jp/children/
さて、そんなわけで、ダバオに来年度のための文房具を仕入れに行きました。
ここ数年、いつも親切に値引きしてくれる文房具屋さんがあって、助かっています。
ハウスオブジョイのこどもたち29人と、NOIZ奨学生62人、合わせて約100人ぶんの文房具です!
日本の支援者の方から送ってもらったえんぴつや色鉛筆などもありがたく使わせていただきます。
フィリピンの教育は「無料」を謳っていますが、実際は制服代、通う交通費、文房具代、
そしてクラスごとで集める学級費がけっこうかかり、それが払えずに学校に通えない子がたくさんいるんです。
ざっとした統計データでは、100人のこどものうち、90人が小学校に入り、そのうち60人が卒業し、
40人がハイスクールに入り、20人が卒業し、10人が大学に入り、4人が卒業する…というくらい、
「学校に通い続ける」のが難しい地域なんです。(卒業式のときの教育委員会の人のスピーチより)
この状況をなんとかしたい!と支援に立ち上がってくれたのが
ご存知、日本のロックバンド「宇宙戦隊NOIZ」です!
先日ダバオでのコンサートに呼んでくれたのは記憶に新しいですよね。
買ってきた文房具を仕分けながら「あ、このはさみ、NOIZカラーになってる!」とはしゃぐこどもたち。
あ、ベースのKYOの紫が足りない!といって、紫の画用紙をバックにしてます。(笑)
こちらのフォルダーはちゃんと5人分そろってるよ!と見せてくれました。
多くの方に支えられて、この子たちはまた学校に通えます。本当にありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!