先週から今週にかけては、別れの連続でした。
その最後の1人、レナンをパナボに送り届けてHOJに戻る車の中で、
ああ、HOJに戻ってもあの子も、あの子も、あの子もいないんだなあ…
などと感傷にひたっていたんですが、HOJに戻って私の部屋に行くと、なぜか子猫が待ってました。
こどもたちと別れて寂しいこのタイミングで迷い込んでくるとは!(笑)
すでに2匹の猫を飼っていることもあり、これ以上は飼わないと宣言してたんですが、
心が弱ったところにこんな子猫がなついてきたら、前言撤回もやむをえません。
私とおそろいのアゴのチョビヒゲが面白いので、チョビと名付けました。
これ以上猫屋敷にならないように、今度こそ気を付けます!
さて、HOJが閑散としているのにはもう一つ理由があります。
それはHOJの残っている男の子たちが、そろって「割礼」を受けたからです。
割礼というのは、…ほら、アレですよ。知らない人は調べてください。(笑)
日本人からしたら、「えー?今の時代にそんな文化が残ってるの?」って感じでしょうが、
世界には、やるのが当たり前の国がたくさんあるんです。
乳幼児のうちにやる国や、成人式としてやる国もあるそうですが、
現在のフィリピンでは「7歳から10歳」くらいのときにやるのが一般的です。
一昔前までは産婆さんや村の治療師(まじない師?)が、包丁と木槌でやったそうですが、(怖っ!)
今では村の保健センターで、夏休みにお医者さんがやってくれるのが普通です。
今年はジルマー、ジェレミー、レオ、ジェイエム、そして新入りのジャンレが受けることになりました。
田舎では大人たちが「痛いんだぞー!」などと脅かして楽しむのが通例となっているため、
こどもたちはかなり緊張した面持ちです。(ちなみに実際はほとんど痛みはないそうです)
3人ずつベッドに寝かされて、お医者さんが、チョン、チョン、チョン、と施術していきます。
あまりの恐怖で泣き出す子が3割、逃げ出そうとする子が1割、大半の子は、「あれ?もう終わり?」といった感じです。
ちなみにHOJの5人のうち、1人は大泣きして大変だったんですが、名誉のためにはだれかは伏せておきましょう。
あ、レオは最初から最後まで「くすぐったい!」と笑ってました。大物の予感満載です。(笑)
無事に5人とも施術終了!当然ですが触るとまだ痛いので、パンツやズボンは履けません。
ということで、割礼のあとはこうやって、ダブダブのTシャツを着て、足を広げて過ごすのが一般的です。
っていうか、そのTシャツ!(笑)
歩くときもこんな格好になります。いやー、かわいいですね。
寝る時もこんな格好です。あ、1人アホな大人が混じってますが、お気になさらずに。
もちろん走り回ったり、竹馬で遊んだり一輪車で遊んだりはできません。
なので、みんなものすごくおとなしく、いい子にしています。
割礼という文化がフィリピンからなくならない理由のひとつはコレかもしれません。(笑)
まあ、3日後くらいにはその反動で大暴れするんでしょうけど…。
つかの間の平穏な日々を、子猫と一緒に楽しみたいと思います。