ジュリアンが事故に遭い、数日間となり町の病院に入院していました。
幸いにも病院のソーシャルワーカーがメルヴィンの知り合いだったので、
後回しにされるようなこともなく、きちんとした医療をすぐに受けることができました。
しかも病院代は無料!フィリピンの医療制度、おかしな部分もたくさんありますが、
こういう側面もあるんですね。少し見直しました。
そして退院してきたジュリアン。さっそくみんなで退院祝いのパーティーです!

幸い骨折ではなかったので、ギプスなどもなし。
歩くのにはまだ歩行器が必要ですが、1人で段差の上り下りもできるようになりました。

みんながジュリアンの元に集まっては、一緒にゲームをしたり、おしゃべりをしたりして
ジュリアンの顔に笑顔が浮かびます。笑っていたほうが絶対に治りも早いですからね。

そして最近では、ジュリアンがよくちびっ子たちに絵本の読み聞かせをしています。
ただ単に読むだけではなく、キャラクターによって声を変えたり、
小さい子には分かりにくいような部分は自分で説明を補ったりしながら、楽しく読んでいます。

ちびっ子たちは大喜び!みんな学校から戻ってくると「絵本を読んで!」とジュリアンの元に集まってきます。

自分が大変な時にも、小さい子たちを楽しませることを考えているジュリアン。
でも、決して無理にやっているわけではありません。
周りの人を喜ばせることが、自分にとっても楽しいことだと、自然に知っているんです。
どんな状況でも人を楽しませる。それが一番自分も楽しくて、そういう楽しさこそが一番の薬になる。
私はそう信じます。
みなさん、ジュリアンの回復をお祈りくださいね!