日本は選挙の時期でしょうか。フィリピンでは先月、大統領選があり、長年ダバオ市長をつとめていた
ロドリゴ・ドゥテルテが当選し、次期大統領になることになりました。
「犯罪者は殺す」というかなり物騒な言説で有名で、日本のメディアからも注目されていますが、
派手な部分ばかりが強調されて紹介されており、長年ダバオおよびその近郊に住んでいた者としては、
うーん、ちょっと違うんだけどなあ、という感じでした。「フィリピンのドナルド・トランプ」なんて異名はまさにそれです。
何かこの件に関して記事を書いたほうがいいかなあ、と思っていたら、
ダバオで長年ビジネスをしている私の友人が、丁寧な記事を書いてくれていたのでここで紹介します。
第一話:ダバオ市長時代に何をしたか
第二話:あの噂の真相は?
第三話:今後の政策と懸念
読む時間のない人のために、ざっくりまとめると、
・ドゥテルテは強権的にダバオの治安を良くして、経済を発展させたのでダバオでは大人気
・だがあまりにもやり方が強引だったので、今後が楽しみであると同時にちょっと心配
・治安のことだけが取りざたされがちだけど、地方分権とか官僚制度の変革とか、革新的なことも考えている
といった感じでしょうか。みなさん、今後のフィリピンの変革にご注目ください!