「木曜が休日だと金曜は高確率で休みになりがち」な田舎の公立学校。
今週はどうかと思ったら、小学校3年生だけがお休みで、あとはちゃんと授業やってました。
比較的マシなほうですね。(笑)
HOJに残っているバドン、ジャンレ、マークという、いかにもやんちゃな3人と、
ナオキが一緒に遊んであげてます。ビサイヤ語も覚えてきて、だんだん頼もしくなってきました。
さて、私はコーヒープロジェクトでまたもやダバオにやってきました。
こどもたちが選別した「いい豆」でどれだけ美味しいコーヒーができるか、実験です。
黒い豆、白すぎる豆、まだらな豆、形が欠けた豆などを取り除き、色とツヤと形がいいのを選んだのが右側です。
対照実験するために、未選別のほうも同条件で焙煎して、同じ方法で淹れてみます。
この道のプロ、太田さんが丁寧に量や重さ、かける時間などをはかって、
本当に同条件で「未選別」と「選別済」をそれぞれ淹れてくれました。
さあ、味はどうでしょうか…?
「美味しい!」「ロブスタでこのおいしさは珍しい!」「少し冷めるとウイスキーのような芳香があって面白い!」と
一緒に試飲してくれた方々にも好評です。私でさえ味の違いが分かりました。
こどもたちが選別すればぐんと美味しくなる、ということが分かったので、実験の第一段階は大成功!
ここからは「焙煎の仕方」や「ほかの豆とブレンドしてみる」といった実験をして、
なるべく美味しいコーヒーを目指すことになります。
これは焙煎機や電動豆挽き器などの入手も考えたいですね。
幸先のいいスタートです。今後も続報をお楽しみに!