こどもたちが「ボクシンググローブを貸して!」と言ってきました。
そんなの持ってないよ、と答えると、「いや、ある!前に片付けを手伝ったときに見た!」と譲りません。
えー、あったかなあ?と思って一緒に探すと、こどもたちが「これだ!」と歓声をあげました。
…って、それ、ゴールキーパーのグローブだよ!(笑)
でも、男の子たちはこれでボクシングごっこをすると盛り上がりまくり!
試しに装着させて、何発が殴らせてみたら、なるほど、それほど痛くありません。これならいけるかな?
というわけで、小さい子がこのグローブを装着、大きい子は拳にTシャツをグルグル巻きにして、使っていいのは片手だけ、
そして、ケンカになったり1人でも泣いたらオヤツはお預け、というルールで、ボクシング大会の開催です!
やってみたら、これが面白いこと!リッキーの力加減が本当に絶妙で、
挑戦する子たちが「がんばれば勝てるかも?」と思えるギリギリのラインで苦戦を演出するので、みんな大盛り上がりです。
完全に演技というわけではないけれど、本気の勝負でもない、まさにプロレス的なお約束の中で、
こういうふうに遊ぶのは、実はかなりの「遊びの名人芸」だと思います。
ああ、なんだかんだいってこの子たち、仲がいいんだなー、とつくづく思いました。
30秒ほどのショートムービーで、熱戦の様子をぜひご覧ください!
リッキーの名人芸が冴えわたってますよ!
こどもの頃に3つ上の兄と、座布団、服、枕、クッション、ぬいぐるみなど、本当にいろんな物を使って試行錯誤しながら、
「かなり本気を出せるけど、ケガはせず、本当のケンカにはならないギリギリのライン」の
ボクシングごっこを追及しまくっていたことを思い出しました。
こういう遊びこそ、今の日本のこどもたちに必要なんじゃないかと思うのは私だけでしょうかね?