今日はフィデルさんが敷地内に植えてあるカモンガイの木を剪定しました。
まあ、葉っぱにものすごく栄養があって、料理には欠かせないんですが、木が大きく育ちすぎると、
葉っぱが手の届かないところにばかり生えてしまうので、不便でしょうがないわけです。
で、こんなふうに斜めにバッサリとカットしちゃいます。
生命力の強いカモンガイの木は、このくらいのことではまったくへこたれず、
切ったところの脇から、すぐに新芽が出て来て、それがニョキニョキと伸びてまた大きな木になるんですよ。
こちらが切り倒された幹と枝。幹のほうは乾かせば薪として使えます。
これで建材にも使えれば最強ですが、シロアリに食われやすく、建材としては使えないとのこと。
なるほど、木の幹まで美味しいのか…。おそるべし、カモンガイ。
葉っぱのほうはもったいないのでスープにしました。ほのかに辛みがあり、スープの味を引き立ててくれます。
ほとんど野菜を食べない漁村の人も、これをスープに入れるだけで医者いらずの生活をしているんだそうです。
カモンガイは「モリンガ」という名前で健康食品として日本でも出回っているので、興味のある人は調べてみてくださいね。
HOJのこどもたちも、毎日のようにカモンガイを食べているので元気いっぱい!
元々フィリピンの人たちはこれの栄養素を測って、栄養があるからって食べ始めたわけじゃないのに、
なんで「コレを食べれば体にいいんだよ」って分かったんでしょうね?
ニョキニョキと伸びる様から、その生命力を分けてもらおうとしたんでしょうか。
HOJのこどもたちも、同じようにニョキニョキと成長してほしいですね!