給食プロジェクトのサンロケ小学校に行ってきました。
ちょうど幼稚園では「色」のお勉強中。先生が「マンゴーはなにいろでしょう?」と聞いたら、
こどもたちが口々に「みどり!」「あか!」「きいろ!」「オレンジ!」と
バラエティに富んだ答えを口にしていて感心しました。
そう、フィリピンのマンゴーって必ずしも黄色じゃないんですよね。
欧米ではリンゴは赤とは限らないし、太陽を赤く塗るのは日本特有の文化なんて話もあります。
誇らしげにマンゴーを赤く塗る女の子。家の近所にはアップルマンゴーの木が生えているんだそうですよ。
フィリピンは多民族国家なので、「多様性を認め合おう」というのが学校教育では繰り返し言われます。
教室の前の一番目立つところにも、こんな絵が描かれています。
でも、実際に行動に移している学校は少数派で、
イスラム教の子とキリスト教の子はクラスを分けているような学校のほうが多いくらいです。
そんな中、この学校ではこうやっていろんな宗派の子が一緒に勉強しています。本当にいいことですよね。
この子たちが一緒にごはんを食べて育っていくことこそが、
ミンダナオ和平につながる道だと私は信じています。給食プロジェクト、これからも頑張ります!
HOJに戻ったらアルジェがお出かけの格好に着替えていました。
春休みに今度こそ手術を受けられるように、ダバオに行って健診を受けるんですよ。
1ヶ月前は履けたはずの靴が、足が成長して履けなくなっていて、
急遽昔エミリーが使っていた靴を履かされたアルジェ。いやー、成長してますね。
みなさん、アルジェの手術の話がうまく進むようにお祈りくださいね!